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陶器をもとめた4人の、九州旅行記。




もう何ヶ月も前の話だけど、夏休みに行った家族旅行について記しておこうと思う。家族とは、母・妹・仏(のように優しい旦那様のことをnoteではこう称しています)と私の4人。





旅行前


行き先は、九州。母譲りなのかはさておき、私は食器が結構好きで、かれこれ5年前くらいから長崎の波佐見焼きを集めていて、毎年ふるさと納税の返礼品でも取り寄せたりしている。長崎自体には行ったことがあったけれど、波佐見市はなかったので、春に家族LINEで母親を誘ってみたところ、「行きたい」とのことで。とんとん拍子で話が進む中、海外赴任中の父(来春に本帰国できるとかなんとか)が遮ってきた。



一年我慢できますか?忘れ去られていませんか・・・?



もちろん我慢できなかったので、旅行は父を除いて決行した。2泊3日の旅で、博多→佐賀→長崎というルートで回ることに決めた。博多は何度も行ったことがあるので観光は省略して、佐賀と長崎に余力を残すプランで。



1日目:東京〜博多


お昼頃の便に合わせて羽田に集合し、博多に到着。博多駅の立ち飲みで0次会の乾杯。

この後、ヱビスも飲んだ


ホテルに着いて、各々の部屋に入り、しばし休憩。夜(といっても、確か17時くらいの予約)の水炊きに備えて。水炊きはコチラにて。

水炊きって、あんまり映えないね


コースだったのと、席の時間もあったので、19時ごろには食べ終わってしまった。お腹はまぁまぁ膨らんだが、さぁて、どうしよう。暇だぞ。でも中洲の屋台ラーメンで締めるにはまだ早すぎる。そこで私たち4人が辿り着いたのは「ゲーセンでコインゲームでもして時間を潰そう」だった。嘘かと思われるかもしれないが、本当に行った。そして結構楽しんだ。


母と妹で1台、仏と私で1台


コインが底を尽きたところで、LINEを確認すると、先ほど家族LINEのアルバムに載せた水炊きの写真に、父が海の向こうから反応していた。


水炊きか、久しく食べてないな。昔〇〇夫妻と新宿三丁目で食べて以来か。良いね。



誰一人としてこのおじさんに反応することなく、最終地点のラーメン屋へと向かった。暑い夜だった。汗だくだった。おじさんに構っている余裕など、なかった。


紅しょうが、うつくすぃ〜


腹パンになった私たちはホテルに帰り、翌朝の佐賀移動に備えて眠りについた。



2日目:博多〜佐賀〜唐津


2日目は博多から列車で佐賀市まで移動して、そこからレンタカーを借りて唐津市の旅館に泊まる流れだった。この日もすごく暑くて、汗だくで佐賀市街を観光した。


わかりづらいけど、大隈重信記念館(佐賀出身)


佐賀のB級グルメ、シチリアンライス


またしても腹パンになった私たちはレンタカーに乗り込み、妹&仏の運転(母とペーパードライバーな姉は後部座席)で唐津へと向かった。妹と仏は仲良し(?)なので、後部座席が静かにしていても二人で何かしら話して楽しそうにしていて、助かった。


そして着いたぞ、唐津。いわゆる漁港って感じで、降りたら磯臭いというか。ちょうど夕暮れ時で、部屋から見えた夕日が素晴らしく綺麗だった。



お風呂に入って、全員すっぴんになって、お食事処に集合。ドライバーたちにお礼を言って、さぁ乾杯! 念願の烏賊の踊り食いも、美味しく平らげた。



さて、部屋に戻って二次会じゃ!先ほど近くの駄菓子屋と酒屋で仕入れた代物を持ち寄って、子どもたちはトランプナイト。仏にポーカーを教えてもらった姉妹。ちなみに父はまたしても「良いね〜」と羨ましがっていたので、楽しそうな動画を送ってあげた。


キャベツ太郎って、なんであんなに美味いのだろうか



3日目:唐津〜伊万里〜有田〜波佐見


結局誰がポーカーで勝ったのかは忘れてしまったけど、訪れた翌朝。呼子朝市に少し顔を出してからいただいた朝食もボリューミーだった。


干物って普段なかなか食べないから、嬉しいよね


そしてまたドライバーたちに命を預けて、いざ本命の陶器の町めぐりへ!夕方過ぎの長崎空港からの飛行機に間に合わせるべく、伊万里・有田・波佐見を、それぞれちょっとずつ。割とタイトなスケジュールだった。



さすがの暑さでヤラれつつあったけど、ドライブBGMのDJを妹から母のSpotify(「元気」という名のプレイリスト)に変えることで車内の雰囲気が変わった。妹の熱唱に合わせて仏がハモったり、後部座席で次流れる曲を母と二人で確認し、運転手と助手席のどちらが先に曲名を当てられるかのイントロクイズをしたりもした。


次、中島みゆきの「ファイト」が流れるぞというタイミングで、私が「あぁ〜、次の曲はユキ(妹)が好きそうな曲だね、カラオケで歌ってそう」と一言ヒントを出すと、



ん?なんだ?布袋か?



と、急に呟いた。なぜ布袋が出てきたのかは分からない。そしてイントロを聴いて「これは布袋じゃねぇな・・・」とも呟いていた。やっぱり布袋が好きだったのか・・・?(ちなみにサビになるまで曲名は分からなかったものの、サビになった途端、気持ちよさそうに歌い出した)



喉もいい具合に疲れたところで、空港到着。また怒涛のLINEアルバム更新をしていると、父からLINEが。


買い物、たくさんしましたか。



はい、おかげさまで。



アウトレット価格で安く手に入れたものもあれば、ちょっと背伸びして買ったものもあれば。外食するのも好きな仏と私だけど、家でAmazonプライムを観ながらご飯を食べる時間が、なんだかんだで一番しっくり来ます。そんな時間に新しい仲間たちを迎え入れ、食卓が豊かに。料理を作る担当としては、モチベーションがあがります。(皿を洗う担当の仏の心情はどうだか)



と、少し話がズレたけど、これにて旅行fin。私の誘いにフッ軽で乗ってくれた母や、そのずば抜けて意味不明なセンスでいつも場を楽しませてくれる妹、まぁまぁに癖のある女3人の旅に着いてきてくれた仏に感謝です。


次の旅行は、どこになるのやら。その時は、5人レンタカーじゃきついかな。父に、でっかくて快適な車を準備してもらうこととします!




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Mari M
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