【高野山でのヨガリトリートのこと】〜浄化の大切さに目覚める
先週の3連休に、高野山でのリトリートに参加しました。元々アクティブではあるけどアウトドアではないワタクシにとって、家族から離れての旅なんて本当に何年振りだろう???というほどで、行く前からかなり緊張というか、緊迫してました(苦笑)。いやいや日本だし、日本語通じるし日本語読めるから行き着けるよと思っても、結構乗り継ぎが多くて、もう大阪の地下鉄なんば駅から南海線難波駅の乗り換えさえ不安で、ネットで調べてシミュレーションしたりして(笑)。
まあ、そんなこんなで無事辿り着いた高野山は、
・・・雨でした。
しかし、その雨さえも美しいと思える景色。
今回参加するリトリートの内容は「プラーナーヤーマ(呼吸法)」の集中コースなのですが、プラーナーヤーマを深めるための浄化法が組み込まれいて、その状態で瞑想に臨むというものでした。なので、この環境はもちろん、この雨も、まるで東京の日常生活を洗い流してくれるような気持ちになります。
さて、浄化法。
ハタ・ヨーガにおける浄化法の中で、今回実践したのは
「ラグー・シャンカプラクシャーラナ」という腸の浄化。
そして
「ジャラ・ネーティ」と「スートラ・ネーティ」という2種類の鼻の浄化。
そして歯茎の浄化。
そこで登場するのがこちらの道具たち。
左がネティポットで、右が500mlの水が入るボトル。
ネティポットはもちろん「ジャラ・ネーティ」で使い、右のボトルは「ラグー・シャンカプラクシャーラナ」で使います。
腸の浄化については、また改めて書こうと思いますが、まずは鼻の浄化。
私は特に花粉症やトラブルも無いので、あまり鼻のことを考えたことがなかったのです。なので、今回のためにネティポットを購入し、もちろん使うのは高野山で初体験。なんかプールで息継ぎ失敗して頭にツーンとくるような、あんな感じになるんじゃないか?とか、せっかく買ったネティポットがその後は花瓶になるんじゃないか??とか、いろいろ思いは巡りましたが、実際にやってみたら・・・
気持ちいい!
本来はぬるま湯に塩を入れるらしいのですが、今回先生が普通の塩の代わりに選んでくださったのがこちら。
サーレという洗浄剤で、ほのかにミントの香りがして、初心者でもめちゃめちゃ楽でした。そして、鼻の洗浄の後に呼吸法とアーサナでしっかり乾かす方法も学びました。
さらに「スートラ・ネーティ」というのもトライ。
鼻の穴からカテーテルを通して喉から出してゴシゴシやるという、それだけ聞くとかなりエグい感じの浄化法。実際は、喉からカテーテルを取り出すのが一苦労なんだけど、そこさえクリアすればあとは痛みも特になく、ただ、涙、鼻水、咳、痰は出まくります。
なんとか無事終えて、先生に終了しました〜と伝えたら、「ちょっと外気を吸ってみてください」と。
それならと窓を開けて外気を吸ったら、ありゃ!
鼻どころか頭の中までスッキリ!
もちろん、その後の呼吸法は楽で、瞑想は本当に頭がクリアで心地よく、今までの瞑想と全然違う体験ができてびっくりしました。
浄化の重要性を本気で感じた今回の旅。
日常生活に取り入れられそうなことは習慣として、今後の人生はスッキリ生きたい(笑)と思いました。
今回学んだことはぜひシェアしたいと考えていますので、浄化したい方はこっそり教えてくださいね。
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