6.カウンセリングの種類
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📘#鬱からの自己実現·1基礎知識編
6 カウンセリングの種類
通院とカウンセリングを併用することは、より効果的です。院内にカウンセラーが常駐していることも多いのでぜひ利用してみることをお勧めします。
1 傾聴のカウンセリング
クライアント中心療法ともいい、このカウンセリングでは、アドバイスは禁じ手になっています。相談する、というよりも、思う存分話をし、傾聴される中で、自己肯定感が生まれ、葛藤の整理や、安心感、心のエネルギーの上昇が得られ、回復に向かいます。
2 認知行動療法
認知は行動を変え、行動は認知を変えるという理論のもとに、認知と行動の双方向からのアドバイスや実践的なエクササイズ、グループワークなどがあります。
3.森田療法
医療と認知行動療法が合体していて、鬱の療法に効果が高いとされています。現在は 入院 通院があり、書籍、会報誌を読むだけでも 治癒効果がのぞめます。「森田神経質」という特定のタイプの方により有効ですが、今でいうHSPに該当するかと思います。
4 その他、コーチング、ヒプノセラピー、内観療法、論理療法他、近年様々な形のカウンセリングや療法があります。
5.メンタルケアとメンタルヘルスの違い
メンタルケアは「心理療法」の資格です。通院中の方もサポートします。メンタルヘルスは、健康な方(通院診療をされていない方)の心のサポートです。症状的なものがある場合は、受診が優先になります。
6.ピアカウンセリング
同じ症状や体験を持つ人同志で支えあうグループカウンセリングです。
7 カウンセラーの資格
公認心理士師(国家資格)
臨床心理士
メンタルケア心理士 メンタルケアセラピスト
メンタルコーチ メンタルトレーナー
各種認定カウンセラー
各種認定相談員
同じ資格のカウンセラーでも、同じカウンセリングの方法とは限りません。傾聴中心、アドバイスやワークが中心、など様々ですので、ご自身に合うカウンセリングを選ぶことが大切です。
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