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7.自責期と他責期

📘#鬱からの自己実現·
    Ⅱエクササイズ編

7.自責期と他責期

うつの症状の自分を責める自責期から、人を責める他責期へ移行するのもこの頃です。過去のことで人を責めたり、現在関わりのある人を些細なことで責めたりします。介護や支援してくれる身近な人を責めてしまうのもこの頃です。

自責期よりもエネルギー値が上昇している証拠でもあり、回復への一過程です。


他責期の対処法


家族や友人などが、他責を受け止めてくれるなら、良いのですが、トラブルになるような時は、ノートなどに書いて吐き出すのが無難です。他責感が出た時はひと休みのサインです。タスクを切り上げて休息を取ります。


被害感

他責期には被害感が強くでます。

〇〇のせいだ。見捨てられている。否定されている。攻撃されている。侵害されている。迫害されている。阻害されている。などなど。攻撃的な妄想にかられる闇落ちをすることもあります。


被害感の対処法

十分な休息を取り、日光浴、散歩、運動をしセロトニンを活性化すると、被害感は霧のように消えることがあります。それでも無くならない時は、自分が人に何を望んでいるのかを明確にし、アサーティブな方法、責める言い方ではなく依頼の形で相手に伝えます。

この時期は少しづつ可動領域を広げながら、
自責感、他責感、被害感が出たら十分な休息を取ります。浮上したら、好きなもの楽しめるもの探しを始めます。

浮上した時には、日光浴 散歩 運動 楽しいもの探しを続けていくと、穏やかな幸福感が出てきます。回復への光が差してきたのです。そういう日が次第に多くなります。


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