祝日が1日早まった!?マレーシア(2022年5月2日#ハリラヤ・プアサ)
マレーシアのラマダン(断食)明けのお祝いであるハリラヤ・プアサ。
人口の6割をイスラム教徒の方々で占めるマレーシアでは、1年の中でも最大の行事です。
そんな最大の行事がまさかの1日前倒し。
さらに、1日の前倒しが決まったのは前日の夕方過ぎでした。
本来の予定であれば断食を終えてお祝いをするのは3日でしたが、今年はなんと1日早まって2日にお祝いとなっています。
これは本当に珍しいことで、1982年以来のことだとニュースにもなりました。
日本で言うと、12月30日に「お正月は明日12月31日大晦日の日に祝います」と言われているようなものです。
例年ハリラヤはオープンハウスといって家族や親戚一同、友人をを家に招いて用意したご馳走を一緒に食べたり、挨拶回りをしたりなどをするので、本当に準備からも忙しく1日早まると予定も全てくるってしまいそうですね。
また、今日5月2日の朝は新調した伝統衣装を身にまとって、モスクで特別な礼拝もするとのこと。
1日早まると、色んな準備、当日の予定のやりくりも大変そうです。
今回の1日の前倒しの理由は、新月が観測されたこと。
ラマダンの始まりから終わり、ハリラヤの日程は、イスラム教の宗教権威者の目視による月齢観測によって決まるので直前に日が変わることもありえますが、通常はカレンダー通りです。
本当に今年は珍しいことが起こりました。
今朝のマレーシアはもう朝9時前ですが、家の周りは本当に静かです。
車通りもほとんどありません。
きっと、朝の礼拝が終わると一気ににぎやかになることでしょう。
私も今日はハリラヤの街を見に少し出かけてみようと思います。
本日もお読みくださりありがとうございます。
Selamat Hari Raya!(断食明けおめでとう!)