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森とジャングルの違いは?(2022年5月20日#森林の日)

マレーシアに住んでいると「そういえば森ってないなぁ」とふと思いました。
木が生い茂った場所は家の周りにも多くあるのですが、「森」とはなんだか呼べません。
「ジャングル」という感じ。

森とジャングルに違いはあるのか、日本語と英語の問題なのかなど調べてみると、どうやら森とジャングルは言語の翻訳ではなく明確に意味が違うようです。
(森は英語ではForestやWoods、Jangleは叢林(そうりん)となります)

森もジャングルも共通しているのは木が生い茂っている場所であること。

ですが、森は大きな木が密集して生え薄暗く感じる広範囲の場所のことを指していて、日本なら神社の周り、欧米ではオークなどの巨大樹が広く密生した場所のことを言うそうです。

ジャングルは大きな木が密集して生えていますが、熱帯雨林で人に手入れをされていない場所で一番の違いは「人間によって手入れをされているかいないか」ということでした。
森は人工的に整備されている場所が多く、ジャングルは人間が立ち入らない(立ち入ることのできない)場所で動植物の種類が豊富なことも特徴のようです。

マレーシアにはジャングルが多いイメージなのは、熱帯地域ということやまだまだ人によって整備されていない場所が多いからかもしれませんね。

私の家の周りのジャングルでも大きな声の鳥たちが鳴いていたり、サルなども沢山います。
日本の神社の近くのように静かな場所ではありませんが、これはこれでなんだか本当の自然の中に身を置いているようで心地よく感じます。

5月20日は森林(もり)の日
5月は「森林」の中に「木」が5つ入っていること、20日は「森林」の総画数が20画であることから制定された記念日です。
美しい森林を守っていくことを目的に「美」という字の入った村10村で結成した「美し村(うましさと)連邦」が制定したそうですが、現在は平成の大合併によって村のほとんどがなくなってしまったため解散しているとのこと。

森林の日も特にイベントなどはないそうですが、私たちの生活の資源である森林はこれからも大切にしていきたいですね。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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