正しさよりも？：2022年2月24日（月光仮面登場の日）
昭和33年2月24日はラジオ東京（TBS）で、テレビ映画第１号として「月光仮面」の放送がはじまった日ということで月光仮面登場の日とされています。
もちろん私はまだ生まれていないので、月光仮面はテレビの懐かしの映像系の番組で目にしたり、父母の子どもの頃の思い出話の中のヒーローです。
そんな月光仮面登場の日について調べていたら、月光仮面の主題歌で「正義の味方」という言葉が広まったということを知りました。
一人の人間が「自分は正しくあろう」と決意する。
それが権力や暴力などによってくじかれようとした時に月光仮面はあらわれて助けてくれる。
すなわち月光仮面自身は正義ではない。
正しくあろうとする者の支援者にすぎない。
一人一人の視聴者に「まず自分が正しくあれ」と呼びかけた作品である。
「正義」というのは、人それぞれ、その人の立ち位置や見えているものによって微妙に違うこともあります。
自分では正しいことだと思ってやっていたことが、誰かを不幸にしていたり…そんなことを言っていてはきりがないのですが、たまにふと考えることがありますね。
私の場合は、仕事で色々とお客様の要望に応えて案件を進めることがあるのですが、ふと立ち止まって「これはお客様にとっては良いことかもしれない、でも自分のチームにとってはどうなんだろう？」という具合です。
正義、正しさってなんだろう？と思う今日このごろ。
それでも世界は廻っています。
学生時代のアルバイト先の尊敬していた方に
「正しさなんて考えるよりも、自分が好きか嫌いかまず考えろ」と言われたことを思い出しました。
そんな未完成な私でもいいかな。
月光仮面の「正義の味方」の話を考えながら、昔の恩師から言われたことを思い出しているとちょっと元気が出ました。
本日もお読みくださりありがとうございます。