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もやもやと行き詰った時にやってみて欲しい「希望」の見出し方

こんにちは、もちまるです。
仕事柄、「もやもや」と悩みを抱える方とお話をさせていただく機会が多いです。
「もやつき」自体はコネクティングドッツのタネだと考えているため、絶えず抱えておいて良いものであると感じます。

一方、「もやもやしてるだけ」だとツラすぎやしませんか😂
自分の内側に何か得体のしれないものが「蓄積されるだけ」のように感じ、それがずるずると重たい尾を引いて、そのうちに前進出来る感覚がなくなってしまいます🪨🪨🪨

私が以前の記事でお伝えした、もやもやが「何かに繋がる」前に、足が止まってしまう。
「希望」が見えない、そんな感覚になってしまうのかもしれません。
今日は、その時の乗り越え方一例について書いてみようと思います📝

ところでこの「希望」とは何を指しているのでしょうか?

「希望」とはなにか


玄田有史さんのご著書「希望のつくり方」では、希望をこのように定義しています。

Hope is a Wish for Something to Come True by Action.

玄田有史さんのご著書「希望のつくり方」より

つまり、「行動によって何かを実現しようとする気持ち」です。
私はとてもしっくり来ています。
玄田さん自身も著書の中で仰っておりますが、この定義の話をすると「行動」というキーワードにはっとさせられる人も多いようです。
この定義に沿っていくと、自分が取る行動を意思決定すれば、それは希望を得た状態に限りなく近づいているのかもしれません。


私自身、もやついてるときこそ、行動した方が良いと考えています。(もやつきは忘れるのではなく、携えておく必要があります)
行動しながら、もやつきに繋がりそうな何かを見つける(意味づける)ことが出来るからです。行動しなければ自分から見えている景色は変わらず、ずっと同じ場所でもやもやしてしまいかねません。


とはいえ、どんな行動を起こせば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
正解のある話ではないかと思いますが、今回は、私がもやもやした時に実行している、「これから取る行動」を見出す手順(あるいは、もやもや相談を受けた際に相手の方と一緒にすすめている手順)をお伝え致します。
少しでも、もやもやと希望を両方携え前進していける人が増えると嬉しいです!🔥


希望の構成要素である「行動」を自ら見出すための手順

まず避けたいBADパターンをご紹介し、その後に具体的な手順を示していきます。

バッドパターン:「もやもや」が断片的あるいは抽象的

✅「この部分が問題だ」「これが良くない」「こんなふうに感じてしまうのがつらい」といった断片的なネガティブ側面だけに意識がもっていかれていることです。この思考では、もやもやの原因だけが膨らんでしまい、解決策や次に進むためには?に思考が進みません🥲

「どうすれば良いか分からない」「不安だ」などに終始すると、漠然とした不安や混乱が増し、「結局、何をすればいいか分からない」と立ちすくんでしまいます🥲


手順

❶動詞を多用し、今の状況を物語にして解像度を上げる

今の自分が置かれた状況を理解するために、「動詞」を多用した物語にしてみましょう。
もやもやについてただ「不安」「困難」「問題が多い」と抽象的にラベリングするのではなく、「どんな行動が積み重なった結果、今の状況に至っているのか」と動詞にスポットライトをあてて考えてみます。これによって「どんな物語の中に自分がいるのか」を俯瞰して見つめ、ぼんやりしていた不安がより具体的に見えてきます。

❷ここから先の未来の物語をつくるための行動を言葉にする

❶の物語の先を考えます。
「これから自分は何をしていきたいか」「自分はどんな行動を起こして前進したいか」「自分のどんな行動が今の状況に良い影響を与えるか」などと自分に問いかけて、未来の物語をつくるための自分の行動を言葉にします。
ここでなかなか具体行動が想起出来ない場合は、是非同じような悩みを持って解決した人をwebで検索しましょう。自分と近しい人物像のエピソードであれば、より身近にイメージしやすいかと思います。

❸小さな行動をリスト化する

❷のうち、今すぐできる小さな行動をリスト化します📝
たとえば「着ない服をまとめて捨てる」「◎◎さんに30分話を聞いてもらうためにLINE入れる」など、すぐ実行出来てかつシンプルな動きにしてください。
ここで試行錯誤しながら、自分に出来る行動をたくさん想起しましょう🏃

❹行動するための環境を決める

❸の行動を実行するための環境を定めてみましょう。
ここでいう環境とは、手助けしてくれる人物、便利ツール、必要なお金や情報等です📚
「これを実行するのに、自分ってどんな環境だったらノリノリでいけそう?」って問いかけてみてください!
ここで難しい場合は、親しい人に聞いてみてください。気づけなかった自分のノリノリ環境が分かるかもしれません💃🕺🪩

❺今と未来をつなぐ物語にまとめる

最後です。上記❶~❹までを繋げて物語を言葉にしてみてください📚
自分は今、こんな物語の中にいて、次の物語をつくっていくために、どんな行動を起こしていくのか?を300文字程度で良いので語ってみてください。
しっくりくるまで、何度か繰り返してみましょう!

Hope is a Wish for Something to Come True by Action.

玄田有史さんのご著書「希望のつくり方」より

おわりに

ということで、もやもやが「何かに繋がる」前に、足が止まってしまう感覚の乗り越え方についてでした。
「希望=行動によって何かを実現しようとする気持ち」が見えない状況だと解釈して、もう一度歩き出すための考え方の一例でした。

もし進め方が難しいなと感じたり、一緒に進めてみたい方(特にご自身のキャリアに悩んでいる方や、人材紹介業での成果の出し方等)がいたらDMください🫡


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