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緊張の仕事が一つ上手くいった話

不安100%からのスタート

あるキッカケから、新しいプロジェクトを立ち上げることになった。

と言っても、全てが自分の意思では無く、流れで何となく進んでしまった。
私の意思の半分は進みたくなかった。
下っ端の私に、正直そこまでの度量はない。

周りの人も「なんて勇気のある人」と思っていたかもしれない。

「不安な気持ちしかない」と荒れていたのが先週の木曜日。このnoteを始めたきっかけにもなった出来事だった。

できなくても出来るふりをすれば、出来るようになる。
そんな言葉を耳にして、単純な私は実行することにした。(溺れるものは藁をすがる)

そして、いっぱい寝た!

そうすることで次の日には頭がスッキリしていた。

どうやったら相手に伝わるか?


スッキリした頭になって、ふと頭に浮かんだこと。

「イマイチよくわかんないんだよなぁ〜」

プロジェクトの内容を説明する時に、部長含め数人に言われたことだった。

何がわからないんだろう?

私は普段から企画提案に近い業務をしている。
また、デザインして誌面を作るようなこともやっている。

つまり、頭でイメージすることに慣れている。
イメージしようと思わなくても頭が勝手にイメージできる状態だ。

なので、「⚪︎⚪︎をやろうと思います」と言うと、相手にも伝わってると思い込んでいる。
まして、普段この仕事に関わっている人ならすぐに理解できるだろうという感覚だ。
今回の件も、そんな難しい話をしてるつもりは全くなかった。

しかし、会社全体としては事務作業が大半の仕事になっている。業務のことはわかっても、これから先作るものをイメージできる、かどうかはまた別だ。

イメージ図を作ってみた

当たり前のことに気がついて、
文書じゃなく、図で説明する資料を作った。
「こんなイメージなんです!」

そして、今日はいよいよキックオフミーティングの日。

プロジェクトはキックオフの結果が左右する、というのは聞いたことがある。
ここで、これからの方向やゴールをメンバーと共有できなければ、上手くいく確率は下がる。

用意した資料は
①今日、話す項目
②計画表とスケジュール
そして、
③やりたいことのイメージ図

この3つ。しかも一気には出さない。

まして、今回はそもそも何もわかってないマイナスの状態からのスタート。
経験上、与える情報が多すぎると、相手はフリーズしてしまう。(これで、何度も失敗した)
考える時間を与えながら、少しずつ追加していく方が良い、という作戦。

・このプロジェクト、どんな経緯で、なぜあなたが立ち上げたの?
・何で私たちが選ばれたの?
・私たち何するの?
・時間取られるのかな?
・なんか、大変そうだな。
・あんまり難しいことしたくないな。

おそらく、こんな気持ちで参加していたと思う。
私が不安だったように、メンバーにされた人たちも不安なのだ。

一つ一つ丁寧にほぐす感じで説明をした。

そして、最後に「口で説明しても、なかなか伝わらないと思いますので」と言って、③を出し

「これをベースに、肉付けしていくイメージです」と詳細を伝えた。
メンバーもある程度、全貌がわかったようだ。

「〇〇みたいなのもあったらいいんじゃない」
「〇〇は、費用がすごいかかるらしいですね」
「この部分って、どうなるの?」

無言から言葉が出るようになった。

そして、
「イマイチよくわかんないんだよねぇー」
と言っていた部長が、一番理解してくれた。

「すごい、わかりやすかった!俺がわかんないって言ったから作ってくれたの?」

なんだか感動すらしてくれていた。

今回の例は、今の環境でのケースだけど

何がわからないのかを把握して、それを解消することが相手に伝えるということ

なのかな、と。

ひとつ成長できた気がした。
プロジェクト、成功できるように一歩一歩頑張ろう。

■今日の3行日記

2021年10月6日(水)
今日一番良くなかった(嫌な)こと😞
朝、二度寝したこと

今日一番良かった(嬉しかった)こと☺️
プロジェクトのキックオフが上手くいったこと

明日の目標💪
朝時間を楽しむ

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