ディープな大阪巡り
食いだおれの町、大阪を散々歩きました。その昔大阪で働いていたのでよく知った土地と思っていたけれど、30年後に観光客として訪れてみるととてもディープで活気に溢れて面白いところでした、とくに天王寺界隈。
天王寺動物園は小学校に上がるか上がらないかの頃、家族で出かけたものです。ピカピカのあべのハルカスに背を向けて
駅から動物園まで歩いてみるとそこはてんしばという新しい公園ができていました。
良いお天気のもと、お揃いの黄色いテントの花が咲いています。家族連れには最高のレジャーです。ふらっと通天閣を目指して歩き始めると懐かしい動物園の入り口が見えました!半世紀を経てとてもおしゃれになっています。
チケット売り場が空いてる!こどもの日も近いから無料開放じゃない?なんて思った我々夫婦の甘さよ。単にこの日の分は売り切れていただけ…世の中そんなもんです。
気を取り直して通天閣目指して動物園の脇道を歩きます。
たどり着いた新世界と言われるその一角は串揚げやたこ焼きのお店で異様な賑わい。
難波より南に足を向けるのはいつ以来か、コロナ禍明けの新世界は雑多な戦後感をあえて残して観光地として成立しています。
のスローガンとともに大阪のシンボルの一つ、通天閣が聳え立ちます。その下の売店にはまた大阪らしいパロディグッズが並びます。
文房具のように見えてハチミツだったりふりかけだったり。あまり観光地に出掛けられなかったので何を見てもキョロキョロ、目にも新鮮に映ります。
甘党のごきげんパパ♡がどうしても法善寺横丁にある夫婦善哉に行きたいと譲らないので地下鉄で動物園前駅から難波まで移動、お付き合いして行ってきました。そんな夫婦夫婦言わなくても…まあ伝統のおぜんざいと抹茶かき氷でひと休み。
これからは夫婦の時間がしばらく続きそう。日々喧嘩しながらお互いを労わりつつ割れ鍋にとじぶたを地でいってぼちぼち人生航路を進めることになりそう。観光客としての大阪はまだまだ見所がありそうです。
今日から元通りの生活になりました。大阪で充電したエネルギーを大切に使いながら日常を楽しめたらと思います。皆様も良い皐月の日をお過ごしください。