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生きることをもっとシンプルに

私はおそらく敏感な気質をもっているHSPだと思います。
どうも、きなこです。

いきなりどうした、なんだ?という話なのですが…HSPという言葉にすごく縛られたなぁと感じたので、記録に残しておきたくなりました。

HSPというものに依存をしていた

HSP関連の本を見る機会が多くなって、私も気になり手にしました。そこには私という人物がそのまま書かれていました。ずっとなんとなく生きにくかった、ずっと疲れやすかった、そんな自分を肯定してくれるたくさんの文章がそこには綴られていました。

それからというもの、私は私らしくいられるためにHSP関連の本やブログを読み漁り、自身もHSPである方のラジオ配信を崇拝するように聞き続けました。

そうしているうちに、HSPという形もないものが神様のように思えてきて、HSPという気質を免罪符代わりにして「私はHSPだからこれは出来ない」「HSPの私にはこれは無理」という、洗脳状態のようになりました。HSPのこの人もそう言うのだから、HSPである私もそうなのだろうと。この人のいう通りにしていれば、HSPの私もうまく生きられるだろうと。

共感することはたくさんあったけれど、そこに私の意志は何も反映されていませんでした。

結局は自分がどうしたいかだった

HSP関連の情報をたくさん知れば知るほど、この結論になります。

自分がどうしたいか
自分がどう思っているのか

生きにくい私への生き方アドバイスはこれに尽きました。

HSPとか関係なく、生き方はもっとシンプルで良かったのです。

HSPという繊細さを生まれつき持っているということを知れたのは、自分にとって為になる知識でしたが、それに囚われ過ぎて、自分がHSPという大きな枠の中に閉じ込められた気がしていました。

HSPという気質の知識が増えれば増えるほど、なんだか面倒臭いなぁと思う自分がいました。結局物事を面倒臭くしているのは、自分ではないかと。

シンプルに、もっともっとシンプルに。
シンプルな思考を。

自分が楽でいられることをすれば良い。

ただこれだけでした。

私が楽でいられること

たくさんの予定は、自分がパニックになって追い詰められるので、詰め込まないように心掛けています。
人と会う時間も、自分が無理をしないために時間制限を決めるように心掛けています。
こまめに休憩をとって、自分の体が辛くならないように心掛けています。

どれも完璧にできるわけではなくて、心掛けをしています。だから、出来るときにできたらいいのです。私は色々なことに興味を持つので、つい前のめりになってしまい、後になって後悔をすることが多いです。それも私なのです。

心掛けることをしていなかったときは、なぜ人と同じことをしているとこんなにも疲れるのか?無理をしないとできないのか?と悩んでいました。今は自分の特性を知って「心掛ける」という意識を持つだけで、かなり楽になりました。

HSPという特性にこだわるのではなく、私という個人の特性にこだわるのが大事だと気付きました。ある種の呪いが解けたような気がします。

それでも立ち止まるときがある

自分以外の他人がいることによって、必ず問題が発生します。そのときこそ「私はどうしたい?どうしたら楽?」と問いかけ続けたいと思います。その答えが相手にとっては都合が悪いことであったとしても、自分がそうしたいなら貫けるよう心掛けたいです。

「HSPだから出来ない」ではなくて「私はこう思うから出来ない、だからこうしたい」でありたいなぁと思います。

楽、楽しい。楽しいは自分が楽出来てるから、楽しい。毎日毎日、楽でいられることは難しいかもしれないけれど、忘れないように心掛けます。

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