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しりとリーディング#1 五十嵐貴久『リカ』

突然ですが、読む本のタイトルでしりとりしていったら面白そうだなあ…と思いついてしまい、「しりとリーディング」と名付けました。流行るかな・・・。#しりとリーディング、お好きに使ってください(?) 濫読にもおすすめです。

図書館では、本のタイトルをつなげてしりとりをする子ども向けのゲームイベントが開催されているケースをたまに見かけます。本のタイトルって基本的に文章じゃない分、いろんな文字で終わるからいいですね。アルファベットだと結構偏りそうだから、日本語の本ならではの遊びかもしれません。

しりとリーディングの場合は、本を並べるだけでなく実際に読み繋いでいきたいと思います。
私のしりとリーディングは濫読枠なので、できるだけ普段あまり選ばないジャンルや作家の方の本でやってみます。

一冊目は、しりとりの「り」から!
ということで、書店を彷徨い歩いて見つけた「り」から始まる本がこちら。

しりとリーディング 1冊目

五十嵐貴久『リカ』幻冬舎, 2003年
です。

表紙、怖い!!!!
帯も恐怖心を煽り立ててきます。極上の恐怖って・・・
普段ホラー系はあまり手を出さないので(怖いから)、濫読目的で買ってみました。

でも一人でいる時に読むのはちょっと無理だったので(怖いから)、友人に会う日の電車内で読みました。

簡単にあらすじを紹介しますと、出会い系サイトを始めた男主人公が出会った女性リカが徐々にストーカー気質を見せ始め、だんだんと行為がエスカレートしていき最後には・・・!!!
というサイコストーカー小説です。第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。数回にわたりドラマ化などもしています。

「リカ」はシリーズ化しており、この前の7月に完結作となる9巻目『リボーン』が発売されたようです。すごい人気作なのですね。ホラー系統は意図的に避けていたので全然知りませんでした。

どんどん先を読んで(この恐怖を終わらせて)しまいたくなり、一気に読み終わりました。ネタバレするので書きませんが、途中「そんな斬新なストーキング行為ある?」と思えるような場面も出てきて面白かったです。

気になった方は以下からぜひ〜
私は書店さんに少しでも利益が入って欲しいので、店頭に目当ての本がない場合は急いでなければHonya Clubから取り寄せております。↓

https://www.honyaclub.com/shop/g/g11903021/

書店によってはe-honが対応してます。↓

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031184218&Action_id=121&Sza_id=B0

Amazonなどは本が売れなくても潰れることはないでしょうが、地域の書店は潰れますからね・・・守っていかねばです。

しりとリーディング、お次は『リカ』の「か」です!
ちなみに「リカ」シリーズはタイトルが全部「り」から始まるんですよ・・・「り」に困ったときは思い出しそう・・・でもやっぱりホラーは苦手です。

最後にちょっと情報共有ですが、明日8月30日(金)のNHKドキュメント72時間は「金沢 大きな図書館で」ということで、2022年に開館した石川県立図書館が舞台です!!!!

授業でも現代的な図書館の事例としてしばしば紹介しております。
リアタイできないかもしれないので録画予約しておきました。楽しみだな〜

ではでは。

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