【読書】選挙は推し活~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.487 2024.9.15)~
ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第90弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「読書バリアフリー」です。
読者一人ひとりのわかりやすさ(やさしい日本語で書かれている、など)に配慮して工夫されている「LLブック」の存在は知りませんでした。
あとマルチメディアデイジー(DAISY)図書も。
最後の部分がちょっと気になるなぁと思っていたら、489号で補足がありました。
「紙に書かれた普通の本を読むのが難しい人にも読みやすい、アクセシブルな図書をそろえた」(p.8)「りんごの棚」も初耳でしたが、そういう図書に触れる体験会での子どもたちの反応が、興味深いです。
特集以外では、「気候変動と”寒暖差”がもたらす健康リスク 貧困と差別が残る地域に影響大」が衝撃的でした。
記事中には残念ながら充分に理由が書かれていなかったのですが、どうやら「貧困と差別が色濃く残っている地域」には公園など木陰がある環境が少ないことが一因のようです。
映画『ジョイランド 私の願い』のサーイム・サーディク監督へのインタビューの中の以下の部分も興味深かったです。
「マイ・オピニオン」の「ないんちぇ」さんの投稿も、良かったです。
「ないんちぇ」さん(20代)のように考えて選挙に行く若者が、増えると良いなと思います。
ちなみに私は、期日投票推しです(笑)。
今号も、編集後記に至るまで読み応えたっぷりでした。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった平川さん、いつもありがとうございます!
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