【読書】結局、窮地に立たされるのは~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.472 2024.2.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第75弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号のスペシャル企画は「マンガで、社会の問題を読む」です。
印象に残ったのが、マンガを研究テーマとするトミヤマユキコさんの言葉。
サヘル・ローズさんへの「スペシャル・インタビュー」も良かったです。
ここのところ、NHKの「サウジアラビア千夜一夜~サヘル・ローズ メッカへの旅~」に「ワルイコあつまれ」、そしてこの「ビッグイシュー日本版」のインタビューと、立て続けにサヘル・ローズの話を聞いたり読んだりする機会がありました。壮絶な人生を歩んできた彼女が、それだからこそ自分の果たすべき役割を果たそうとしている姿には、心を打たれます。サヘルさんの健康が守られますように。
「ビッグイシューアイ」の仮放免者についての記事も、衝撃的でした。「5人に1人が路上生活を経験」しているとは……。
日本は人手不足なのだから、少なくとも難民認定申請中の人には就労を認めるべきだと思います。
つくろい東京ファンドの大澤優真さんの言葉に共感します。
「森の案内人」の三浦豊さんの言葉には、ちょっと考えさせられました。
三浦さんの、木を人に例えているかのような表現も面白かったです。常緑樹については
モチツツジについては
サカキより一回り小さいヒサカキについては
今号も、学ぶことが多かったです。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった杉浦さん、いつもありがとうございます!