環境に合わせて生きる~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.440 2022.10.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第43弾です。
そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「”あなた”と生態系をつなぐ”うんち”」です。
現在読んでいる最中の『人新生の「資本論」』にも、同じような指摘がありました。
自然界の動物のうんちは、場合によっては他の動物の食べ物になったりもして、きちんと循環していることを思うと、ヒトのうんちも何か衛生的な方法で循環の輪に戻せないものかと思ってしまいます。
しかし稚語といえる「うんち」がこんなに連発された文章を読んだのは、初めてかもしれない(^-^;
スペシャルインタビューのスティーブン・キングには、意外と普通のおじさん(おじいさん)なんだなと思いました。キング作品は『シャイニング』くらいしか読んだことはないのですが、何か独特の世界を持っていて、彼の頭の中には近づけないように思っていたので。あぁ、でも考えてみれば『シャイニング』も、最終的には人間の持つ良心とか愛とかを信じた作品とも言えますね。
「浜矩子の新ストリートエコノミクス」ではエリザベス女王がとりあげられていましたが、以下の言葉には同感。
映画『暴力をめぐる対話』の中で描かれた、「フランスの『黄色いベスト運動』の最中に繰り広げられていた、警察によるデモ隊への暴力」の実態には慄然としました。「18年11月~20年5月までの間に『2名が死亡、5つの手が失われ、27個の目が潰された」そうです。先進国で行われたこととは思えません。
監督のダヴィッド・デュフレーヌの言葉が、本質をついています。
寛容さがやはり、これからの時代のキーワードなのでしょう。
粘土で虫をモチーフにした作品を作っている奥村巴菜さんのインタビューで語られた以下の言葉も、印象的でした。
「マイ・オピニオン」にあった環境活動家の橋川篤子さんの言葉には、背筋を正される思いでした。
レジ袋が有料化されてから、かえってレジ係さんが個々の商品を薄いビニール袋に入れてくれることが増えた気がします。マイバッグを使い、レジ袋自体は断っているのに、結局持ち帰るビニールの量は減っていない気がして、モヤモヤしていました。もちろん断れるものは断っていますが、もっと断る機会を増やさねばと思いました。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった方、いつもありがとうございます!