【読書】文系の人にも理系の人にもお勧め~『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』(左巻健男)~
「世界史」の本として読み始めたのですが、思った以上に「化学」の本でした。文系人間の私としては、元素記号とかが出てくると「うわー」となってしまいますが、一応投げ出さずに完読出来ました。逆に理系の人も、世界史の話に「うわー」となりつつも、何とか完読できるのではないでしょうか。
↑kindle版
写真を一切使わず、米村知倫さんのゆるめのイラストを使っているのも、とっつきやすさの理由かと思いますが、ところどころ、「これは写真でも(あるいは写真のほうが)良いのでは?」と思うものもありました。
授業のネタになりそうなことがたくさん書かれていましたが、それらは割愛して、印象に残った所を3か所だけ。
批判した人たちの手によって、逆にデモクリトスの思想が後世に残ったというのが面白いです。
イメージでは女子のほうが水分量が多そうなのに、逆なんですね。
なるほど、脂肪の違いが香りの違いを生み出していたのですか。
思いがけない視点から、世界史を見直すことができました。
↑単行本
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