”無用の用”の大切さ~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.420 2021.12.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第23弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「戦争を克服する ゲスト編集長 池内了」です。
今号はまず、「スペシャルインタビュー」が印象的でした。クイーンのロジャー・テイラーへのインタビューなのですが、フレディについて語った部分が特に感動的で、通勤のバスの車内だったのに、ちょっとだけ涙が出てしまいました。
「特集」では、池内了さんと藤原辰史さんの対談が、ものすごく勉強になりました。特に心に残ったのは、以下の部分。
文系・理系の枠を越えて、物事を考える力を付けねばならないですね。その点慶応義塾大学の「生命の教養学」という講座は、それに挑んでいると言えるのではないでしょうか。
あと、愕然としたのは池内さんの以下の言葉。
生態系への影響とか、人道的理由ではなく(まぁそれもあるはずですが)、そういう実際的な理由が、1963年に部分的核実験禁止条約(PTBT)が調印された理由だったとは……。
この2ヶ所は、ぜひ心にとめておきたいです。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒に貼られていたシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった販売者さんのお名前の部分は、念のためにモザイクをかけさせていただきました。
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