【ハンドメイド】大切な推し活グッズをキャンディバッグで包んでみた【キーホルダー】
ソフト素材のキーホルダーを保護したい
先日推しグループの韓国公演に行った際に、現地でグッズの「ソフトキーリング」を購入したのですが、傷が付いたり落として失くしたら嫌だな…と思ったので "キャンディバッグキーホルダー" に作り替えて本体を保護し、落下対策を施すことにしました。
元々どんなキーホルダーかと言うと、表面は艶があり、触り心地はプクプクしてて片面が少し膨らんだ柔らかい素材で出来ています。マテリアルはPVC(ポリ塩化ビニル)。ラバー性の型抜きのキーホルダーより軽量なものです。
このプクプク感が可愛いキーホルダーではあるのですが、丸カンを通している輪っか部分の強度が弱そうなのがどうしても気になったので、本体に手を加えずに落下を防止して、かつ傷から保護するために本体を "キャンディバッグ"で包んでみることにしました。
キャンディバッグキーホルダーの作り方
キャンディバッグキーホルダー(シャカシャカキーホルダーとも呼ばれてる)の作り方は、これらの動画を参考にしました。
こちらの動画を先に見て頂いてから読み進めていただくと、この先の内容がより分かりやすいかと思います。(私の記事は基本の作り方の説明は放棄しています、すみません🙏)
材料は、ダイソーの軟質カードケース(B6)を使いました。このプラスチックケースの端をカットして1枚のシート状にして、ヘアアイロンで熱をかけて樹脂を溶かして接着(溶着)することで、袋状のキャンディバッグを作っていきます。(カードケースの素材も軟質塩化ビニル)
丸カンの開け方について
キーホルダーは本体部分と金属パーツを一旦分離して、本体だけをキャンディバッグに入れて包んでから、キャンディバッグに穴を開けて丸カンで金属パーツと繋ぎ直しました。
丸カンの開け方はアクセサリーのハンドメイドなどでよく使われる方法を参考にされると良いと思います。(下記リンク参照。前後にずらすように開けること、輪を広げるように開けたらダメ)
シートのカットサイズと仕上がりサイズ
キャンディバッグの制作過程は上記動画と同様なので紹介は省くのですが、
シートのカットサイズとキャンディバッグの仕上がりサイズを参考に記しておきます。
キーホルダー本体部分のサイズ 縦:52mm 横:35mm
包むシートのカットサイズ 縦:85mm 横:140mm
キャンディバッグの仕上がりサイズ 縦:75mm 横:60mm
シートのカットサイズの縦は、本来であれば仕上がりの縦長とほぼ同じにしたら良いのですが、
キャンディバッグの上辺の溶着は中に入れたキーホルダー本体を溶かさないように気をつけないといけないので、最初は1cmほど大きめにカットして、
中身のワンちゃんを横に倒して逃すスペースを確保しました。
キーホルダーがケースと同じPVCで出来ているので、熱で溶けないようアイロンで挟む際は袋内で出来るだけ遠ざけておいた方が良いです。
溶着時のポイント
試行錯誤の結果分かった溶着時のポイントは、以下になります。
・アイロンで挟むのは1.5秒以内(それ以上連続で熱をかけると樹脂が白く濁る)ただし接着が物足りなければ、複数回に分けて熱を与えてもOK
・熱をかけた後、定規で上から押して圧着するとムラなく仕上がりやすい
フックなど金属パーツの付け方、穴開け方法
袋が出来上がったら、丸カンを通す穴を開けて、フックが付いた一連の金属パーツを繋ぎます。
キャンディバッグの場合、穴の位置は右上もしくは左上の角に開けて斜めにぶら下げることが多いようですが、
今回は中身のキーホルダーの輪っか部分にも丸カンを通してワンちゃんを直立させたかったので、上部中央に開けることにしました。
穴開けはダイソーの1穴ハンドパンチを使ったのですが、
今回は穴を真ん中に開けることにしたので、袋の裏側の糊代部分も貫通させなければならず、厚みがありすぎてこのパンチでは一発で綺麗に開けることが出来ませんでした。
正直PVCに穴を開けるなら百均ではなくもう少し高い道具を買った方が良かったなと思いました。
結局、パンチでは綺麗に貫通しなかったので、カッターも使いながら何とか穴を開けて丸カンを通すことが出来ましたが、穴部分はガタガタしてあまり綺麗に仕上がりませんでした。
(穴にハトメを付けたらより丈夫に綺麗に仕上がるのですが、ハトメパンチをわざわざ購入するのが億劫だったので今回は使用しませんでした)
ちなみに、丸カンは元々キーホルダーに使われていたものでは径が小さくて袋の糊代部分を通しにくかったので、ひと回り大きい径(10mm)のものを購入して使用しています。
仕上げ、サイズ調整
最後にキャンディバッグの下辺の接着幅を少しずつ広げて、下端をカットして好みのサイズに調整したのですが、これが地味に手間がかかりました。
(前述のようにキーホルダー本体を溶かさないように気をつけないといけないため)
袋に穴を開けたら、一旦丸カンがキーホルダーの輪っかにちゃんと通るか確認してから、丸カンを外しワンちゃんを横に倒して接着部からなるべく遠ざけながら、下辺にアイロンを当てて接着幅を広げました。
そこまでしなくても良いと言えば良いのですが、キーホルダー本体に対して袋の余白をなるべく減らしたかったので、少し手間をかけてサイズ調整しました。
まとめ
ここまで取り留めなく制作の過程を書いてきたのですが、写真が少なくて少々伝わりにくい記事になってしまったかもしれません。(試行錯誤しながら作っていたので途中で写真を撮る余裕がありませんでした…)
推し活のグッズなど大切なキーホルダーほど、傷や紛失が怖かったりして勿体無くてなかなか使えず、家で保管しているだけになりがちなのですが、
このようにキャンディバッグで包んで保護したら、鞄に付けて持ち歩くことが出来るようになるので、もし興味があればぜひ試してみてください。