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【marcyノート】(管理栄養士国家試験対策の解説)

marcyノートは、国試対策に特化したマガジン(記事集)です。 (このマガジン(有料版)は、2024年9月30日 に終了いたします)
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2022年5月の記事一覧

過去問解説『36回69番の3』(食欲と血中遊離脂肪酸)

基礎栄養学食欲を促進する要因である。 血中遊離脂肪酸濃度の上昇(〇or×) どんな話か?血中遊離脂肪酸濃度が、食欲とどう関わるかという問題。血中遊離脂肪酸が増えるタイミングがイメージできると判断できます(^^ 答え 〇 血中遊離脂肪酸濃度の上昇は、食欲を促進する。 [血中遊離脂肪酸のタイミング]基礎栄養学における「血中遊離脂肪酸」は、「カラダに蓄えられている脂肪を分解して、血液中に出てきた脂肪酸」を指します。 つまり、「食事によって入ってきた脂質の一部ではなく」、「体

Q&A『クッシング症候群とテタニー』

Q. 「クッシング症候群では、テタニーはみられない」(35回33番)は、関係ないと覚えるだけでしょうか。 A. 結論は「みられない」でOKですが、カルシウムとの関連がイメージできるとグッドです(^^

新しく出たとこ。『36回/応用栄養』妊娠期の腎血流量

36回36番(3) 妊娠期の母体の変化に関する記述である。 腎血流量は、減少する。(○or×) 「妊娠期の腎血流量」が初登場したので、確認します!

新しく出たとこ。『36回/応用栄養』食塩相当量(目標量)の決め方

36回85番 日本人の食事摂取基準(2020年版)における成人の食塩相当量の目標量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)WHOが推奨している量とした。 (2)日本高血圧学会が推奨している量とした。 (3)国民健康・栄養調査における摂取量の中央値とした。 (4)WHOが推奨している量と国民健康・栄養調査における摂取量の中央値との中間値とした。 (5)健康日本21(第二次)の目標値とした。 「食塩相当量(目標量)の決め方」が初登場したので、確認します!

新しく出たとこ。『36回/応用栄養』体内量が飽和している摂取量

36回84番 日本人の食事摂取基準(2020年版)において、集団内の半数の者で体内量が飽和している摂取量をもってEARとしたビタミンである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 (1)ビタミンA (2)ビタミンB1 (3)ナイアシン (4)ビタミンB12 (5)葉酸 「体内量が飽和している摂取量」が初登場したので、確認します!

過去問解説『36回69番の2』(食欲と血中グルコース濃度)

基礎栄養学食欲を促進する要因である。 血中グルコース濃度の上昇(〇or×) どんな話か?食欲と血中グルコースの関係に関する問題。摂食・満腹中枢ともセットにしておくとグッドです(^^ 答え × 血中グルコース濃度の低下 [血中グルコース濃度の変化]血中グルコース濃度とは、血糖値のことです。これは一般的なイメージの通り、空腹時に下がり、食後には上昇します。 また、摂食中枢と満腹中枢は、血中グルコース濃度(血糖値)に反応する性質をもっています。 (空腹時)血中グルコース濃

過去問解説『36回69番の1』(満腹中枢)

基礎栄養学食欲を促進する要因である。 満腹中枢の興奮(〇or×) どんな話か?食欲に関係する中枢(脳)に関する問題。摂食中枢との勘違いに注意です(^^ 答え × 食欲を促進するのは、摂食中枢の興奮である。 [食欲のコントロール]私たちの食欲(食べたい・もうお腹いっぱい)という感覚は、間脳視床下部にある「摂食中枢」と「満腹中枢」によってコントロールされています。(まとめて「食欲中枢」と呼ぶこともある) 内容的にはシンプルで、 ・摂食中枢が刺激されて興奮すれば、食べたい!

選択肢まとめ『エリスロポエチン』(ホルモン)

過去問選択肢から、「エリスロポエチン」を攻略していきます(^^

選択肢まとめ『レニン』(ホルモン)

過去問選択肢から、「レニン」を攻略していきます(^^

新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』熱エネルギー量(脂肪組織)

36回81番(5) エネルギー代謝に関する記述である。 単位重量当たりに産生される熱エネルギー量は、褐色脂肪組織より白色脂肪組織が多い。(○or×) 脂肪組織の違いによる「熱エネルギー量」が初登場したので、確認します!

新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』炭酸・重炭酸緩衝系

36回80番(2) 電解質に関する記述である。 血液のpHは、炭酸・重炭酸緩衝系によって調節されている。(○or×) 「炭酸・重炭酸緩衝系」が初登場したので、確認します!

選択肢まとめ『カテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)』(ホルモン)

過去問選択肢から、「カテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)」を攻略していきます(^^

新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』細胞外液と細胞内液の電解質

36回80番(1) 電解質に関する記述である。 電解質の分布は、細胞外液と細胞内液で同じである。(○or×) 細胞外液と細胞内液の「電解質」が初登場したので、確認します!

新しく出たとこ。『36回/基礎栄養』シトクロムの構成成分

36回79番(4) 微量ミネラルに関する記述である。 セレンは、シトクロムの構成成分である。(○or×) 「シトクロムの構成成分」が初登場したので、確認します! [シトクロムとは]シトクロムとは、ミトコンドリア内に存在するたんぱく質の名前です。細かい分類では「ヘムたんぱく質」に含まれます。 「ヘム」とつくので、鉄(Fe)が含まれているたんぱく質です。 (よって今回の問題の答えは「鉄」。誤文のセレンは微量ミネラル違い。) [シトクロムの仕事]ミトコンドリア内に存在する