過去問解説『36回69番の2』(食欲と血中グルコース濃度)
基礎栄養学
食欲を促進する要因である。
血中グルコース濃度の上昇(〇or×)
どんな話か?
食欲と血中グルコースの関係に関する問題。摂食・満腹中枢ともセットにしておくとグッドです(^^
答え ×
血中グルコース濃度の低下
[血中グルコース濃度の変化]
血中グルコース濃度とは、血糖値のことです。これは一般的なイメージの通り、空腹時に下がり、食後には上昇します。
また、摂食中枢と満腹中枢は、血中グルコース濃度(血糖値)に反応する性質をもっています。
(空腹時)血中グルコース濃度が低下すると、摂食中枢が刺激され、食べよう!となる。
(食後)血中グルコース濃度が上昇すると、満腹中枢が刺激され、お腹いっぱい!となる。
今回の問題は「血中グルコース濃度が上昇したときどうなる?」と聞いているので、それは食後であり満腹中枢が刺激されるとき、つまり「食欲は低下する」とつながります。
やさしい問題ではありますが、摂食・満腹中枢と関連付けて判断できるようにしておくことが大切です(^^
暗記用まとめ
・血中グルコース濃度の上昇は、食欲を抑制する要因である。
・血中グルコース濃度の低下は、食欲を促進する要因である。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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