過去問解説『36回69番の3』(食欲と血中遊離脂肪酸)
基礎栄養学
食欲を促進する要因である。
血中遊離脂肪酸濃度の上昇(〇or×)
どんな話か?
血中遊離脂肪酸濃度が、食欲とどう関わるかという問題。血中遊離脂肪酸が増えるタイミングがイメージできると判断できます(^^
答え 〇
血中遊離脂肪酸濃度の上昇は、食欲を促進する。
[血中遊離脂肪酸のタイミング]
基礎栄養学における「血中遊離脂肪酸」は、「カラダに蓄えられている脂肪を分解して、血液中に出てきた脂肪酸」を指します。
つまり、「食事によって入ってきた脂質の一部ではなく」、「体脂肪を分解したもの」です。
では、「体脂肪が分解されるのはいつか」を考えると、それは「空腹時」と想像できます。そして、「空腹時に食欲はどうなっているか」と考えると、「促進される」とわかります。
よって今回の問題「血中遊離脂肪酸濃度の上昇」は、「食欲を促進する要因」と判断できます。
血中遊離脂肪酸に関する問題は、内容的にはシンプルですが、「血中遊離脂肪酸とはどんな脂肪酸か・どのタイミングで増えるものか」という理解が必須になります(^^
暗記用まとめ
・血中遊離脂肪酸濃度の上昇は、食欲を促進する。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
ここから先は
560字
【marcyノート】(管理栄養士国家試験対策の解説)
¥550 / 月
初月無料
marcyノートは、国試対策に特化したマガジン(記事集)です。 (このマガジン(有料版)は、2024年9月30日 に終了いたします)
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?