左利きの想い、それは気遣いなんです、わがままじゃないジレンマの話。
みなさんのまわりに「左利きの人」いますでしょうか。
日本人だと10人にひとりくらいの割合で存在していると言われる左利き。
最近では、芸能人の方でもコマーシャルやドラマで普通に見かけるようになりましたね。
あ、本日9月2日がお誕生日の、ピンク・レディー増田惠子さんも左利きだわ。
かくいうアタシも左利きです。
といっても、小さい頃に矯正された世代なので、鉛筆・ぺンなどの書き物は右、それ以外ハサミや色鉛筆、お箸、包丁、ボールを投げたりは左です。
あ、果物や野菜の皮をむくときだけは包丁でも右だわ(謎)
というように、モノによって左右を使い分けています。
自分でも混乱するし「お箸を持つ方が右」という感覚がないので、車運転してて「あそこを右だ左だ」言われても、いったん考えないと「どっちだっけ」ってなります。
前置きが長くなりました。
左利きとして生きていると、何かと気を遣う場面が出てきます。
例えば、お友達とファミレスや居酒屋に行ったとき。
カウンターでも4人掛け席とかでもそうなんだけど、アタシは必ず左側に座ります。
なぜか。
そうしないと、右利きの人とお食事中に肘がぶつかる可能性があるから。
これは、アタシなりの気遣いだったんです。
「だったんです」と書いたのはとある友人に後々「それは気遣いなんかじゃない」と言われてしまったから。
直接言われていません、ブログに書いてました、彼。なので、アタシもnoteに書いてます(おあいこ)
彼曰く「アタシさんと食事や飲みにでかけると、いっつも左利きをいいことに自分の好きな席を先に取って気分が悪い」とのこと。
もうね、びっくりしてしまいましてアタシ。
(中島みゆき味)
クイズところ変われば(古い)違った。
物事、見かた変えれば、ってとこでしょうか。
良かれと思ってやっていることが実は相手から見たら「わがままで自分勝手な人」になるんだ。
これは、案外いろんなところに潜んでいる「罠」なんじゃないかと思った次第ですよ。
自分がよかれと思ってやったことが仇になる、
相手からはそう見えていない。
それを気づかせてくれた彼とは、より深いコミュニケーションが必要だったんだな、と省みました。
めげない、めげない。
左利きのみなさま、今日も力強く乗り越えてまいりましょうね。