初フルマラソンを終えて、見えていた世界は変わったのか。
先日12月3日、那覇市にて開催された第37回NAHAマラソンにてフルマラソンに初挑戦し、無事に42.195キロ、完走することができました。
フルマラソンを終えて1週間ほどが経ち、カラダの痛みも取れてきたところで忘れないうちに振り返りをしたいと思います。
何事も振り返って次に繋げることが大事だよ、っていう記事も書いたばかりだしね。
▪️記録
タイム 5時間56分16秒
ネットタイム 5時間39分24秒
タイムは9時の号砲からフィニッシュまでの記録。ネットタイムはスタート地点からフィニッシュまでの記録。
約2万人が参加、事前の申告タイムによってグループ分けされ、スタート位置が異なります。私のように1番後ろのグループだとスタート位置に辿り着くまでに15分ほどかかりますので乖離が生じます。
6時間15分の時間制限や21.3キロ地点および34.3キロ地点での足切りもありましたので、のんびりはしていられませんでした。
▪️作戦
はじめに考えていた作戦。
赤羽ハーフマラソンでの反省を活かし、とにかく自分のペースを守ること。1キロあたり7分30秒くらいをキープし続けることを意識する。
中間地点まで登り坂がキツいためとにかく、我慢がまん。25キロ以降は下り坂にのってグングン進んじゃおう！
最終目標は平均ペースで1キロ8分、5時間40分でのゴールを目指す！
▪️振り返り
やはり、そうは問屋が卸さないですね。
・天気
とにかく暑いと言われているNAHAマラソン。朝方はとても涼しく、この感じが続くといいなと思っていましたが、舐めちゃいけないそこはOKINAWA。走っている間に気温はグングン上がり、最高気温23℃。
太陽も見えておりかなり暑い中での大会になりました。東京で冬の感覚（と言っても暖冬だけど）で練習していたので体への負担はかなり大きかったのだと思います。
ただ、例年より比較的涼しく走りやすい天候ではあったらしく、完走率も例年比高かったとか。そこはラッキーでした。
・コース
コースは、とにかく標高差の激しいコース。標高0メートルのスタート地点から最高は20キロ地点の標高100メートル！
常に後方を走っていたので、遥か先に見えるランナーたちが壁を這うように道路を登っていく様子がはっきりと見え、戦力を奪われました。うわ〜今からこれ登るんだーって。
前半、登り切るところまでは、なんとかいいペースで進んでいたものの、20キロ過ぎに給水で足を止めたところ、左膝の痛みが上限に達し、しばしストレッチをしながら歩くことに。ここから想定ペースから遅れ始めます。
坂を下り切ってからは、なんとか走ったり歩いたりを繰り返し、那覇市内に戻りゆいレール下を走る頃にはだいぶ走りも戻ってきました。
・給水、エイド
NAHAマラソンでは公式の給水・エイドステーション（給水9カ所、スポンジ7カ所、トイレ19カ所）があります。正直、公式の給水所は数が少ない上に大勢が群がるので取るのも大変でした。
一方、私設のステーションは多数あります。地元のみなさんが大会を盛り上げようと、水やスポーツドリンク、コーラや、バナナ、黒糖に塩、氷や冷却スプレーなどを用意してくださっている。
これ、本当にすごくて、コースのほぼ全域にわたり準備いただいているんです。もう、何度もなんどもお世話になりました。特にカラダが動かなくなった時のコーラと氷、冷却スプレーに何度助けられたか。
地元に愛されている大会なんだなぁ、と身をもって感じました。ありがとうございました！
今回、レース中に固形物（バナナやみかん、アンダギー、ちんすこうなど）は食べませんでした。私の場合、水分と塩分を摂っていればそこまでエネルギー不足を感じることはなかったです。普段からいろいろ溜め込んでいる証拠かしらん。
▪️総括
結果ネットタイムとして5時間39分24秒でゴール。
後半歩いた箇所もありましたが、最終的にほぼ5時間40分、目標の平均ペース1キロあたり8分で走ったことになります。
記録的には全然ですが、やり切ったことへの達成感、充実感で胸がいっぱいです。
▪️結果、見えていた世界は変わったのか
さあ、フルマラソンを完走し、見えていた世界は変わったのか。
…。
結論、変わりませんでした！
いつもとおんなじ世界です。
ただし、自分自身は変わったと思います。
（副次的に体重も5キロ落ちて見た目もスッキリ）
何でもいいと思うのですが、1から準備をして何かをやり遂げたという事実。
このことで、今までなかった自己肯定感がかなり高まりましたし、自信になりました。
そして、改善点もあるので近い将来またチャレンジしたいなという気持ちです。
仕事を辞めてふらふら何しましょうとなっていた時にフルマラソンに誘ってくれた友人はじめ、周りのみんなに感謝してこれからも色々チャレンジしていきたいな！
とっても良い経験になりました。
嬉しすぎる