![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145170619/rectangle_large_type_2_3e8f3874dc10725936981ca2efe68e55.png?width=1200)
映画「Winny」鑑賞
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145170638/picture_pc_d98ed2bbd96b19a5f009bd61b91fb295.png)
金子勇氏のwinny事件は、YouTubeやビットコインが存在しない時代において、日本で最先端のソフトウェアを生み出した。事件では彼が無罪を勝ち取るまで、京都府警の権力による理不尽さに憤りを感じた。エンジニアが捕まることのなかった歴史においても、この事件は世界が注目する規模となり、金子氏の人柄や構想、幼少期の回想が描かれ、同時に裏金や汚職を行う警察の姿もリアルに描かれた。法廷シーンは特に重く苦しいもので、エンジニアとしての金子氏にとって7年の無罪を信じての闘いは印象的であり、未来のエンジニアへのメッセージは感慨深い。しかし、金子氏の短い人生と対比すると、出る杭は打たれるというおかしなルールの中でビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが日本で生まれないことに対するやるせない気持ちも残る映画となった。