Slack個人ワークスペースのすゝめ
コロナの影響で暇なので、個人的にかなり良い感じのslackの使い方を見つけたので紹介します。書いたことは全て無料でできるため、良ければ外出自粛の片手間に試してみてください。
20/7/29追記
======== 追記ここから ========
本記事公開日は有料だったNotionの個人向けプランが先日無料で使えるようになりました。それに伴い、Slackのワークスペースを使うよりもNotionを使う方が適してるものがあるので追記として紹介します。
どちらも使ってみた感覚としては、Notionはストック情報に適していて、Slackはフロー情報が適していると思います。
「読みたい本リスト/気に入った名言」などの貯めておきたい情報はNotionに書くようにして、「メール通知/特定の条件のツイートが来たら流す」などの一時的に必要な情報はSlackの個人ワークスペースでというのがおすすめです!
======== 追記ここまで ========
個人slackでできること
個人ワークスペースでできるのは、「様々な情報をSlackで一括管理する」ということです。例をあげると、「メールの通知をSlackに飛ばす」「TwitterのリストをSlackから見る」「毎朝8時に天気をSlackに通知」などです。普段様々なアプリを行き来しないとできないことが、Slackのチャンネルを移動するだけで十分事足りるようになるため、とても便利です。
また、様々なツールの連携だけでなくメモをカテゴリごとに分けることもできます。おすすめされた映画、気になった飲食店など、カテゴリごとにチャンネルを作ると後で見返しやすいです。
実際の作り方
Slackにはアプリを組み込むことができ、これを用いることで簡単に上記のようなサービス連携が可能です。
ネットを探すといくつか情報がありますが、古い記事も多く現状では使えないサービスなども含まれていたため僕がやったやり方を載せておきます。
1.自分専用のワークスペースを作成
2.チャンネルを作成
自分が持たせたい機能に分けて、チャンネルを作ります。僕の場合だと
#カレンダー (googleカレンダーから毎朝今日の予定を通知)
#メール (Gmailから重要なメールを通知)
#天気 (毎朝今日の天気を通知)
#メディア (朝日新聞やお気に入りのメディアが更新されるたびに通知)
#note (noteの登録したマガジンや著者の新着記事がでると通知)
#twitter (自分がリストに入れている人がツイートしたら通知)
#web記事保管庫 (お気に入りのweb記事を手動ストック)
#名言保管庫 (お気に入りの名言を手動ストック)
#twitter保管庫 (自分がいいねをおしたツイートを自動ストック)
#飲食店 (行きたい飲食店を手動でストック)
#本 (読みたい本を手動でストック)
#映画 (見たい映画を手動でストック)
#音楽 (聴きたい音楽を手動でストック)
#面白い話 (おもしろいなぁと思う話を手動ストック)
#家計簿管理 (月一で家計簿アプリをもとに家計簿記録)
#健康管理 (月一で健康データをアプリをもとに記録)
などを作りました。
3.アプリを連携
汎用性の高いアプリをslack連携させます。「ワークスペース」→「設定と管理」→「アプリを管理する」をクリックすると連携画面に移動します。
おすすめのアプリは以下の4つです、
「Google Calender for Team Events」(Googleカレンダーアプリ)
「IFTTT」(slack/twitter/weatherなど様々なツールの連携アプリ)
「Zapier」(IFTTTTとほぼ同じ)
「RSS」(webサイトの更新を自動で読み取ってくれる)
参考サイト:IFTTT, Zapier, RSS
4.アプリの設定
3.で連携したアプリの設定を行い、実際に自動で動くようにします。
「Google Calender for Team Events」:
そのまま連携するだけ。特に分かりにくいことはないはず。これによって
#カレンダー の自動通知ができるようになります。
「IFTTT」:
IFTTTの中にもアプレットと呼ばれるサービスがいくつかあり、このサービスによってslackと”何か”を連携させることで自動で様々なことができるようになります。
例えば、「Post to Slack when a tweet matches your search term」というアプレットを使い、検索条件に「list:@ユーザー名/リスト名」と入れることで、 #twitter に選択したリストを流すことができます。
また、「If New liked tweet by @*****, then Post a message to a Slack channel」というアプレットを使うことで、自分がいいねを押したツイートが #twitter保管庫 に自動で保存することができます。
同様に、 #天気 の自動通知もこのIFTTTを用いて行いました。
「Zapier」:
これもIFTTTと同じように様々なサービス同士(今回だとslackと何か)を簡単に連携できるサービスですが、今回はメールの自動通知のみに用いました。やり方は、こちらのサイトが参考になりました。
「RSS」:
RSSというと最近はあまり使われなくなってきているようですが、よく見ているwebサイトやnoteを登録することでサイトの更新時にslackに通知が来ます。noteの登録方法はこちら、その他に関してはこちらが参考になるかと思います。
5.slack bot の活用
基本的な設定は4.までで終了なのですが、個人的にはslack botも便利で好きなので紹介しときます。「ワークスペース」→「設定と管理」→「以下をカスタマイズ」→「Slackbot」をクリックすると特定のワードを発するとSlackbotが自動で特定のワードを返信してくれるようになっています。
これを利用し、「zoom教えて」と話すとzoomの招待リンクを送ってくれる/「デザイン教えて」と話すとデザインに役立つサイトのリンクをまとめて送ってくれるなどとカスタマイズ次第で便利になること間違いなしです。
また、定期的にリマインダーをしてくれる機能もあるので、僕のように月一で家計簿記録をしたいなどという方はそれを使ってもいいかもしれません。
以上、個人ワークスペースのすゝめを書いてみました。注意点としては
1)Slackは無料版だと1万メッセージしか残らないので注意
2)通知が多くなるので通知をOFFにする
くらいでしょうか。
良かったら試してみてください。