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シクラメンと春を待ちわびて

植物を育てるのが苦手なわたし。
何度も枯らしてしまった経験があるので、自ら植物に手をだすことはしない。

年末、クリスマスの日だったか年上のおしゃべりな同僚女性からヒソヒソ話しでもするかのように「まおさん、ちょっときて。」とひんやりする廊下に呼び出された。なにごとかと思ってその手招きに導かれると「今日一緒に農協行かない?シクラメンもらいにいくわよ。私の車に乗せて行ってあげるから」と。シクラメンってどんな花だっけ?育てるのは自信ないけどなんとかなるかなと言われるがまま車に乗った。

農協の窓口を利用すれば、先着でシクラメンの鉢を貰える。一万円札を両替するだけの利用をして、わたしはピンクのシクラメンをもらった。なかなか可愛いじゃないの。

シクラメンがわが家にやってきた。
暑すぎず、寒すぎない場所がいいらしい。
わが家は家全体が寒すぎるが、南側にあるリビングならいいかなと暖房が直接当たらない窓側にあるカウンターの隅に置いた。
水も鉢の下の方にある給水コーナーから残量を見ながらこまめに入れてあげた。
が、この週末の寒波で少しずつしおれてきた。

完全にしおれる前に、いまのシクラメンを残しておこうと絵に描いた。

顔彩でペイント

調べてみるとシクラメンはしおれてきても対処すれば復活するらしい。
室温を適温にし、水温を20度くらいにして給水。しおれた茎を立たせるように縛る、など。

室温は暖房を使わない夜中や不在のときは、10度も届かなかったりする。人間も寒いがシクラメンも寒いのだ。

どうにかこの冬を無事に越えて育ってほしい。
早く暖かな春がきますように。

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