「潮騒」 ※詩の朗読台本
「潮騒」※詩の朗読朗読です。
何もかも恐れていた世界の中で、暗闇の景色
君が僕を見つけてくれた
いや、僕が君を見つけた。たった一人の君。何にも代えられない、君。
そして幸せなことに、君は僕の事を好きだと言ってくれた
(間)
ただ一緒にいる事が幸せだけど、本当の僕は
君に触れたくて、
でも、君を傷つけたくなくて、
君とずっと笑っていたくて、
目に見えない思いを形にしたくて、触れたいのかもしれない
だけど、君が嫌がることはしたくないとも思っている
ただ、話をするだけで精一杯で、
それでも、もっと君に近づきたい
もっともっと、と思う気持ちが高波の様に押し寄せて、胸を高鳴らせ、体温が上げるのだけど
その後、君がどう思うのか考えすぎてしまって、僕の波は消えていく
(間)
一緒にいたい。君とそばで笑っていたい。
そう、願うから。
この気持ちを波に寄せて、素直に伝えたのなら君はこの情欲に一緒に溺れてくれるのだろうか。
【完】
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