子どものおやつに、干し柿づくり
先日、息子と散歩をしつつ、昨年まで通っていた保育園に行ってきました。
小さい園は何も変わることなく、あたたかい雰囲気で落ち着きます。
今年も恒例の「干し柿づくり」がちょうど終わっていて、園の軒には干し柿がぎっしり! 美味しそう~
空気が乾燥し、気温が下がりはじめる11月上旬頃に、保育園では毎年「干し柿づくり」がはじまります。
子どもはピーラーを使って皮をむき、お母さんたちは先生と一緒に包丁で皮を剥きますが、冬休み前に園からの贈り物として完成した干し柿がもらえるので、子どもたちもこの時期を楽しみにしていました。
一般的なスナック菓子などを与えない保育園ということで、家庭で何をおやつにしようと困った時期もありましたが、必然的に子どもとおやつ作りをする機会が増えました。
干し柿を食べる子どもは最近はあまりいないそうですが(苦笑)、自然の甘さでなかなか美味しい。自分が作ればなお美味しく感じるようです。
息子は干し柿が大好物なので、干した渋柿を見ながらまだかまだかと完成を楽しみに待っていました。
ちなみに韓国では、「柿」がよくとれるのか、かたい柿、干し柿、熟した柿、薄くスライスして乾かしたドライフルーツの柿など、よく売られています。
今年の夏はアイス代わりに、カップに熟した柿が入った「冷凍柿」を食べさせていました。6個1セットで販売されていて、見つけたときは嬉しかったw
少しづつ溶けるので、暑い夏には好評で。
冬休みの日本帰省でも干し柿をおやつにしたいので、実家に渋柿をおくって母に作ってもらうようにお願いしました。
一緒に作れればいいけれど、私たちが行く時期が遅いので、先に作って冷凍保存してもらいます。
日本ではサイズの大きい渋柿を使用するので、食べ応えあり。
家庭で作ると柔らかさが調節できるので気に入っています。小さい柿だと身の部分が少なくて、ドライフルーツ!って感じになりますね~。
おぉ~!外を見たら、ちょうど初雪が降ってきました。
明日からグッと気温が下がり、最高気温3℃くらいになりそう。今週は雪の日が多そうだから、子どもが喜びそう。
さて、保育園の先生とお話しながら、そろそろキムジャンの季節ですね~という話に。気温が下がってきた韓国では、この時期に年に1度のキムチ作りが始まります。
保育園で食べるキムチはすべて先生と保護者が園の庭で作るのですごく寒かった!
寒い日でないと美味しくならないので仕方ないのですが、去年は水道が凍るほどの寒さのなか、体を震わせながらキムジャンをしたのを思い出しましたw
庭に穴を掘るのは園児のお父さんで、カメにキムチを入れて土の中で保存する・・という今では珍しい風景が見られて個人的には楽しかったので、今年は参加できなくて少し残念。
こうした季節の手しごとは1人でするのもいいけれど、たくさんの人たちといっしょにするのは本当に楽しくて。
保育園時代の息子の手の掛かり具合には、先生を巻き込んで大変な日々でしたが、子どものおかげで良い人たちに出会え、たくさん学びました。
少し手間は掛かりますが、出来上がりを楽しみに、ぜひ干し柿などなど作ってみてはいかがでしょうか。