悪運の読み方!
タロットカードリーディングにおいて、出てしまったら怖い!と思われがちなカード御三家といえば、死神、塔、悪魔。死神は、死ぬこと、終わり。塔は、信じていたものが根本から崩れていく。悪魔は、逃れられない誘惑、依存。そんな怖いイメージなのだ。それが出た時、どう解釈し、どう行動するか。それはそのまま、あなたの人生の読み取り方、行動の仕方にもつながる。
起こった出来事をどう解釈するのか、それによって、人生は大きく変わっていく。どうせなら、幸せになりたい。いや、幸せになるために私たちは生きている。だったら、全ての出来事を幸せに引き寄せて解釈してみてはどうだろうか。
そんな前提のもとに、この3つの読み取り方を解釈してみよう。
ここでのタロットカードは占いではなく、潜在意識を読み解くための視覚言語としてとらえている。タロットには、カードの創造や使い方そのものが変容してきたという歴史がある。
死神
物事の終わり。死ぬことをどうとらえるか。それは、風の時代においては、新しい出発前に必要な手放しであり、身長の家具や服を買うたの断捨離であるとすると、おめでたいことが起こる前のサイン、ということにもなる。
新しい出来事の前に終わる、古いもの。それは、手放したら、軽々とあなたを未知の世界に引き上げてくれるのだ。
塔
足元から崩れ落ちる恐ろしい塔の絵。一瞬にしてすべてが変わってしまうという塔の世界。電撃的な理由による変化。
なかなか変えたくても変われなかったオンライン普及が、コロナ渦で一瞬にして普及してしまった2020年は、まさに塔の時代だった。
それに伴う良い面、悪い面、そのどちらに意識を向け、これからの未来を作っていくと決めるのか。それはあなた次第なのだ。
悪魔
奴隷のように鎖につながれた男女。その2人を牛耳っている恐ろし気な悪魔。ところが、悪魔に繋がれた2人は、実は、繋がれていることに安心しているとしたら、その状態を楽しんでいるようにも見える。
あなたにとって、逃れたくても逃れられない悪魔は何だろうか。止めたくても止められない煙草だろうか。自立したいと思いながらもつい頼ってしまう親や家族だろうか。変わりたい、成長したいと思っても、やはり後戻りしてしまう弱虫の自分自身だろうか。
悪魔のカードは、ぐずぐずと頭ではわかっているけど、心の声として「変わりたい、変わろう」と言い切れないあなた自身を投影していることが多い。
その悪魔くんに「今までありがとう。さようなら」と言えるようになりたい、と思い始めたあなたがいる。
大丈夫、あなたの思いは必ず、現実化する。