「わたしの幸せな結婚」桜のような桃色
週末に公開されましたね、漫画を読んでいて楽しみにしていた作品でした。
実は私、SnowManの佐久間くんが推しでして。
ですが!!漫画を読んでいると、目黒くんが主演の九堂清霞を
務めると聞いた時...いや、ちょっと違う!!!
と思ってしまいました。
漫画の清霞の容姿はもう少し儚く、今にも消えそうな
容姿をしているので、目黒くんでは少し存在感が
強すぎるのではないだろうか、と。
ですが、、、ですが!!です。笑
まだ見てない人は、見てから見てね。
明治・大正期を思わせる架空の時代。ある宿命を持つ家系に生まれた斎森美世は実母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられながら暮らしていた。そんなある日、彼女は名家の当主である久堂清霞のもとへ嫁入りを命じられる。類まれな美貌を持つ清霞は冷酷で無慈悲な性格で知られ、これまでにも多くの婚約者候補が逃げ出したと噂されていた。美世も初対面ではつらく当たられるが、辛抱強く接するうちに彼が評判通りの人物ではないことに気づき、2人は次第に心を通わせていく。
冒頭、映画の世界観を説明するナレーションが入るのですが
これがまた津田さんがナレーションをしていて、そこからの
映像の始まりが、一気に物語に引き込まれていきます。
津田さんのナレーション、というか声が相変わらずいい。
手っ取り早く観客を物語の中に連れて行ってくれるので
早い段階から世界観を理解できます!
美世を演じるのは今田美桜さん、原作の美世は今にも
倒れてしまいそうなくらいの感じだったので、今田さんだと
少し強いかもしれないのでは、と思いましたが
そんな心配は何もなかったです。
今まで見ていた演技よりも、消えそうで、これまでの
境遇が想像できるぐらいの不健康さが出てて、最初の方は
顔色が悪すぎて一瞬誰かわからなくなってしまいそうでした。笑
物語が進んでいくにつれて、思ったことは。
原作の小説は読んでないので、どういった文章に
なっているのかはわからないのですが…
漫画を読んでいる限りだと、この映画は漫画よりも
気持ち悪くてすごく好きです!!(褒めてます)
物語で清霞は怪異に関する、対異特務小隊という部隊を
率いているのですが、それもあって、怪異や異形のものが
出てくることがあります。
これが、漫画だと、絵の系統からもそこまで気味の悪い
ものではないのですが、映画でCGなどになったものを
今回初めて見て、少し驚いてしまうというか
ちょっと怖いかも、と思う場面もいくつかありました。
(極端にホラーや驚く系がダメだというのもありますが)
それが、原作の世界観を出すのに、ものすごく
いい役割をしていて、単に今人気の俳優を使っている
というだけでないところが、またすごく良かったです。
淡い恋物語の中に、どこか奇妙で、不気味な
要素が入ってくることによってどんどん物語の
展開が楽しみになって行きました。
清霞が使う能力の部分でも、表現がすごく綺麗で
漫画で想像していた部分が実際に動いていると、すごく
魅力的でした。
お話的には、漫画だけしか読んでいなかったので
まだ読んでいない部分が描かれていることもあって
小説ベースでの映画かな?
とも思いましたが、どうなんでしょうか?
漫画でまだ読んでいないところの続きを
見てしまったので、早く漫画の続きを読みたいです。笑
そして!なんといっても、2023年4月から
アニメが始まるんですねぇ!!!
石川界人がするこういう役って、やっぱいいですね。
美世を粗末に扱う妹役があやねるなので、そこも
また楽しみなところです。
もう一回くらい、映画の世界観に浸っておきたいなぁ。