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宗像自然農園

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福島県郡山市の耕作放棄地を、自然農畑へ。
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ひつじがやってきました

ひつじがやってきました

2年前、デンマークで羊飼いさんと800頭のひつじたちと暮らした2ヶ月半。
それまで考えたことのなかった、ひつじとの暮らし。

けれど、あの日々を過ごしてみたら、暮らしの中にひつじが居てくれることがあたり前のようにしっくり来て、ついにお迎えすることとなりました。

福島県田村市にある牧場さんが、いまは放射線量との兼ね合いで福島県内の牧草をひつじに与えられないため、北海道にて放牧をされているとのことで

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畑をはじめて半年が経ちました

畑をはじめて半年が経ちました

はじまります、からあっという間に時間が過ぎてしまいました。
自然農畑に種を降ろしはじめた3月末頃から、約半年間を振り返っていきます。

まずは草刈りから。草は味方、と思いながらも、やはり厄介に感じる強者も多く…半年が過ぎても、葛や野薔薇、笹などはまだまだ逞しく生えてきます。

できるだけ石油資材に頼らない方法で野菜づくりをしたいと思い、夏野菜の育苗にはセルトレイを使いませんでした。
木枠の育苗箱で

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宗像自然農園、はじまります

宗像自然農園、はじまります

約一反の耕作放棄地をメインに、これからおよそ100品目の野菜やハーブ、お花、果樹の栽培をしていきます。

前年にユンボなどで踏み固められた場所では土も粘土質で固まっているため、畝立てをしました。
20年以上耕作放棄地になっていた場所は、笹などの地下茎は多いものの、腐葉土もできあがっていたので、そのままの状態で不耕起栽培にトライします。

できるだけ土に還る自然素材を使いながら、循環を大切に、食を育

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自然農の畑づくりをはじめます@福島

自然農の畑づくりをはじめます@福島

(noteの更新が滞っている間に、帰国しました)

わたしの地元は、どんどんと高齢化が進み、耕作放棄地や放置林が多くなってきました。
祖母の使っていた田畑も10年以上使用していないところがほとんどで、現在は草木が生い茂っています。

ルワンダでの暮らしを経て、環境負荷の低い農業の必要性を痛感し、先日までデンマークとドイツにて有機圃場、パーマカルチャーガーデンを見学しながら実際に働かせていただいてき

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