恥ずかしい思いをしたくない!という感情こそ、自分を変えるスタートなのだ。ごまかしたり、言い訳をすることはない。恥ずかしいなら、恥ずかしくないようにするだけだ。
俺はいったい何をやってるんだ!と思ったことはないだろうか。なぜ、こんなことも出来ないんだ!と思ったことはないだろうか。この恥ずかしさこそ、成長の原点だ。世阿弥が、「初心忘るべからず」と言ったのは、この恥ずかしさを忘れるなということだ。この恥ずかしさを忘れないで、精進していくこと。失敗した恥ずかしさ、無力の恥ずかしさ、自分のどうしようもなさを忘れないで、そうならないように努力を積み重ねていくことが重要なことだ。そして、その原点が恥ずかしいという感情なのだ。
どうしたって、人は誰かに認めてもらいたいのだ。誰かに認めてもらうために、世間に恥ずかしいことは出来ない。だとすれば、なんとかするしかない。恥ずかしい思いをしたくない!という感情こそ、自分を変えるスタートなのだ。それをごまかして、言い訳をすることはない。恥ずかしいなら、恥ずかしくないようにするだけだ。
私たちは恥ずかしさを素直に受け止める人間でいよう。それこそが、自分の成長を保証するのだから。