私たちは、自分の状況に責任を持っている。なぜならば、自分がその状況を作ったからだ。
無責任とは良心の欠如ではなく、自らの判断を変えないことに固執することである。 (カント)
【考えるヒント】
状況に対して最適な対応をしていくことが、非常に重要だ。それを責任を取るというのだ。つまり、責任ある行動とは、今自分の目の前にある状況に対して、最適に対応するということだ。そうしなければ、状況を改善することも、更に良くすることも出来なくなってしまう。状況に合わない対応は、自分のエゴ以外の何ものでもないからだ。
状況を無視して対応するということは、その状況が求めている対応が何か考えないということだ。それは、状況がどうであれ、自分の考えだけに固執してしまう態度だ。このような態度こそ、誠意のない態度、無責任な態度というものだ。これでは、状況は何も改善されないし、良い方向へは向かわない。
私たちは、自分の状況に責任を持っている。なぜならば、自分がその状況を作ったからだ。だとすれば、その状況に最適な対応をして、その状況を乗り越えて前に進んでいくしかない。責任ある行動を取ることだ。