失敗は自分を試すターニングポイントだ。
人生には大きな失敗がいくつかあるものだ。その大きな失敗をどう乗り越えたかで、人生におけるその失敗の意味が違ってくる。大きな失敗は人生におけるターニングポイントになりえる。しかし、どんなターニングポイントになるかは、自分の受け止め方次第だ。
だから失敗をしたら、その失敗から受けるダメージをいったん横において、自分の在り方を振り返ることだ。自分のどんな振る舞いがこの失敗を招いたのか。自分のどんな考え方がこの失敗を招いたのか。そういう問いを自分に投げかけることだ。失敗のダメージに酔いしれて、悲劇のヒロインのようになってはダメだ。被害者になってはダメだ。失敗の被害者ではなく、加害者なのだから。自分を傷つけたのは、この自分なのだ。
失敗は両刃の剣だ。だからこそ、ターニングポイントになりえるのだ。自分を被害者に置くか、加害者において自分を振り返るか。失敗は自分を試すターニングポイントなのだ。