同じように見える世界も、同じように見える自分も、視点が変われば、全く違う様相を私たちに見せてくれるものだ。
自分の視点を吟味したことはあるだろうか。いつものように風景を見、いつものように事態を見、そして、いつものように自分を見ているのではないだろうか。
自分のものを見る視点は、どうなんだと疑ったことがあるだろうか。同じように見える景色も、同じように見える世界も、同じように見える自分も、実は、視点が変われば、全く違う様相を私たちに見せてくれるものだ。
例えば、夏目漱石の名作「こころ」も、男の視点から見れば、男の友情とはなんと素晴らしいものか!と思えるが、女の視点から見れば、なんて男は自分勝手な動物なんだ!となるように、視点が変われば、意味合いが変わってしまう。いつものように見ていたものを、違ったように見ることも、時には大切なことだ。
自分の視点を吟味しよう。