「自分の中の神様とさよならするまで」を読みました。

一気に読み切ってしまったんですが、なんだかもう…おなかいっぱいです。
読んでて心が苦しくなりました。
170pに渡って自分の中の神様と会話して、少しずつ食事が食べられなくなって…高校生という若いうちから摂食障害、強迫性障害になっていく様がかわいい絵柄ながらもまざまざと描かれている。
3歳の娘を持つ身としては…娘がこんなことになったらお母さん気が気でなかったろうなと母親目線で思ってしまった。
作者はクラス内で自分の悪口を言われていないか…みたいなところから神様の存在を作り出してしまうのだけど、これって誰にでも起こりうることだ。
特に多感な思春期の時期は友達との容姿や学力の比較をしてしまいがちだし、ストレス過多なのは否めない。私ももう中高時代に戻りたくないもんなぁ…(カースト最下層の人間だった)。

以下独白↓
私は今適応障害になり現在休職中で日中は悠々と過ごしているが…正直何が回復、復職できる状態なのかわからない。
職場に迷惑をかけていながら自宅で遊び呆けていて、職場の人に合わせる顔がないし会うのが怖い。復帰できる気もしない。
たまに無性にさみしくなって涙が出る時がある。でもこれって働いてもある感情なんじゃないだろうか?
夫は私が休職していることについて「働いていて辛そうだったから、休めてよかったと思っている」といってくれた。
働けないことを責めたりする人じゃなくて本当にありがたいことだと思う。
休職して3ヶ月ほどたった。働いていなくて申し訳ない気持ちもあるが、生きている以上買い物をしたり消費をしているのである意味社会の役には立っている。それにそこまで働くことが好きじゃなかったので、働かなくて生きていけるなら現状で万々歳なのである。
この宙ぶらりんの生活もいつか区切りをつけなければいけない。


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