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「統合失調症」の発症を未然に防ぐために。〜HSP気質を持つ私が実践していること〜
ふっと気が付いたことがあった。
きのう4月13日で私がnoteを書き始めてから、ちょうど丸一年が経っていたようだ。
私は現在、エッセイスト、作家を志しているのだが、noteを始めた頃はそもそも文章を書くことを仕事にしよう!そこまで具体的なことまでは、考えてはいなかったように思う。
ただ読書が好きで、いつか自分自身が文章を書くことでやって行けたら……てことは、心の片隅にはきっとあったとは思うのだが。
「ほんとに人生というものは、人との出逢いで、思ってもみなかった方向へと走り出すことがあるものなんだな…面白いよなあ……」って、よくそう思いながらnoteを始めてからのこの一年のことを、振り返ったりしている。
私は基本的には毎日noteを更新しているのだけど、記事を更新した日の翌朝に、前日更新した自分の記事をチェックする、これを日頃の習慣にしている。
そうして翌朝になって前日の記事を読み返してみると、私の場合は、新たに気が付くことなどが出てきたりするのである。
自分が書いた文章を客観的に読む、ということ
こうしていちど記事を書いてから、時間をおいて再び自分が書いた記事を読んでみる、ということをすると「自分が書いた文章を客観的に読む」という感覚が鍛えられるのではないか?私はそう考えている。
「皆さまに求めていただけるような記事を書くのではなく、あくまでもいちばんには、自分が書きたい記事を、書きたいように書く。」
私は、noteではこのマイポリシー、信念を貫きながらやって来た。
ただ、そうは言っても、読んでいただける皆さまがいてくださる以上は「読者の方の目線に立って書く」このことも、すっかり忘れ去ってしまうことはしたくないなあ……そうも思っているところだ。
自分が書く記事を、もしも自分が読者の立場だったら読みたいと思うのだろうか………
私が公表しているHSP、そしてエンパス気質を持つ方、または私が昨夜の記事でカミングアウトをした「統合失調症スペクトラム」の方で、もしも何かしらの生きづらさのようなものを抱え、希望の光のようなものを探し求めている方などが、私の記事にたどり着いてくださったのだとしたら………どんなことを知りたいと思うだろうか………??
今私は、このことを考えながらこの記事を書いている。
そして私は今朝、昨夜書いた記事を紹介させていただくために、このようなツイートをした。
「私はHSP、エンパス気質持ちです」そう公表していますが、それとは別に私は“統合失調症”の遺伝子も持っています。その遺伝子を持ちながらも様々な知識を身に着け、自分自身の内的な力と努力で発症を未然に防いでいます。よろしければこちらの記事をよろしくお願いします🙂> https://t.co/i7M6KwTIIi
— マナヒロ/noteでエッセイ書いてます (@mana6668888) April 13, 2023
私は、統合失調症の遺伝子を持ちながらも、様々な知識を身に着け、自分自身の内的な力と努力で発症を未然に防いでいます。
私が、このツイートを読む側の立場になった場合「じゃあ、その統合失調症を発症させないために、あなたが努力、実践していることって一体何なの??そこを聞きたいのに~!」って、そう思うだろうな………と思ったのである。
それならば、その答えを考えて、今日の記事に書こう!そう思った。
前置きが長くなって申し訳ないです笑。
早速この件についてを書いて行きたいと思う。
人はみな、人生色々抱えながら生きてる
そもそも、私の母が統合失調症なのだが、血縁関係がある親族の方にも、同じ病気の方が複数名いるのである。
つまりは、私の家系の血そのものに、この病気の素質というのだろうか、それがあって、とにかく遺伝的に、これは見てみぬふりをすることが出来ない事実なのだ。
人生をそこそこ長く生きていると、このように自分の意思に反して、受け入れたくはなくても受け入れざるを得ない事態に、遭遇してしまうことがある。
私の場合でいえば、精神疾患と隣り合わせのパーソナリティー(個人の個性・人格)を持っているところだったり、両親の病だったりなのだけど、noteを読んでいると、本当に皆さん人生色々を抱えながら、生きていらっしゃるのだなあ……ってしみじみと思う。
「統合失調症の発症を未然に防ぐために実践していること」
やっと本日の記事の本題に入りたいと思う。↑↑このことを考えたとき、過去に自分で書いた記事がパッと浮かんで来た。
こちらの記事です。↓↓
ここから書く内容は、こちらの記事に書いた内容と重複してしまう部分もあるのだけど、HSP気質を持つ方でも、統合失調症スペクトラムの方でも、その対策の基本は変わることはないんじゃないかな?と、私はそう考えている。
①睡眠、栄養、運動のバランスを整える。
あくまでも私は、素人の脳科学オタク(脳科学の本などを読み、独学で学んでいる)であるので、そのことをご理解いただいた上で、記事を読んでいただけると大変ありがたいのですが。
結局のところHSP気質を持つ方、統合失調症スペクトラムの方に共通して言えることは、脳内物質のセロトニン(精神の安定を司り、これが安定的に分泌されていることで不安感などが軽減される。ストレス刺激で減ってしまいやすい、という特徴をもつ脳内ホルモン)この物質のそもそも量が、生まれながらにして少ないのではないか?私は以前からそう考えていた。
このセロトニンが減ってしまうことで、不安感や焦燥感に襲われたり、眠れなくなったり、そしてその状態が長く続いてしまうと、うつ病になったり、そして、まだまだその全貌は明らかにはなっていないようだが、統合失調症もこのセロトニンの分泌量が減ってしまうってことも、発症のひとつの要因になっているのではないのかなあ……と、私は素人ながらに分析してみている。
そもそも少ないこのセロトニンの量を、極力保ちながら生活を送る、これがきっと私のような気質、特性を持ちながら生きる人間には必要になってくるのだと思う。
その基本中の基本。
それはやっぱり、人として生きる上でのベース。
睡眠、栄養、運動のバランスを整える、これなのだろうと思っている。
私が実践しているのは、栄養面でいうと、タンパク質(プロテイン)、鉄分、ビタミン、ミネラルの摂取だ。私の場合は、食事からだけでは補いきれないので、サプリメントも毎日飲んでいる。
それと、このセロトニンの大部分は、どうやら人の腸内で作られるようなので、腸内環境を整える、このことも必要なのだと思う。
運動の部分では、私が実践していて体感的に「これは最高だ!!」と考えているのは、ランニングだ。
「運動は、天然の精神安定剤だ。」
私はそう思いながら、毎日ひとり、がむしゃらトランポリンでランニング、これを実践中である。
ただここも向き不向きがあるとは思うので、太陽の下でウォーキングをする、これをするだけでも違うのではないかな〜?と思う。
最後に睡眠だ。
ここは、私自身も執筆に夢中になっていると疎かになりがちなのだけど、とにかく脳を休めて、記憶を定着させるのに必要なのがこの睡眠だ。
私の場合は、夜の睡眠時間が短くっても、日中にちょこちょこと何回も、気を失うようにして眠ってしまうようなところがあるので、その部分で多少は補えているのかもしれないが、やっぱり最低6時間は夜にちゃんと眠りたいな、とは日頃から考えている。
②自分のなかに湧いてしまったどんな感情でも否定しない。まずは自分自身がどんな自分のことも受け入れる、という覚悟をもつ。
感情を我慢する、ということは、想像以上に人の脳にストレス刺激を与える、という情報を何かで読んだ記憶がある。
現代社会で生きる上で、心に湧いてしまった感情を100%我慢しないで生きる、というのはまず難しいだろう。
なのでせめて私は、自分が抱いてしまった感情が、たとえどのような感情だったのだとしても、まずは自分自身が認めてあげる、このことをいつも実践している。
そして我慢をする日々が続いてしまったのなら、自分自身の好きなことで心身を満たし、回復させる。
ここがきっと、現代に生きる方々は、疎かになりがちなのかなあ……って思うから、そのままの心の声を聞いてあげて欲しいなあ……と、私はいつもそう考えている。
➂心に湧いた感情を言語化して、客観的に把握する。
モヤモヤとしているとき、同じことが脳内を反芻してしまうときは、とにかくその感情を書き出すことですっきりとするし、そうして書き出してみて始めて自分の感情に気が付くことが出来るって場合もある。
文字にして書くことで「私ってこんなこと考えてたのか~!」って、無意識的に考えていることや、自分が望んでいることが言語化されてそこに現れるのだ。
そうして書き出してみると、具体的にこの先どう動けばいいか?が見えてくることがあるから。
④脳の貴重なリソースを、ストレスの元凶に向けない。ネガティブなことではなく、ポジティブなことに焦点を当てて生きる。
私が愛読させていただいていて、私の人生が変わるきっかけとなった本を数冊上げるとしたら、間違いなく脳科学者の茂木健一郎さんの数冊の本を上げるだろう。
その茂木さんの本にあった一文で、いつも私の脳内に思い浮かぶ言葉がある。それがこの言葉だ。
脳の貴重なリソース(資源)をストレスの元凶に向けない。ネガティブなことではなく、ポジティブなことに焦点を当てて生きる。
最近の私は、スピリチュアルなこと、人の目には見えない「何か」にも興味を抱いているのだけど、ネガティブなことにフォーカスして生きていると、その人の持つ波動が下がるのだと、私はそう感じている。
そのようにして生きていると、自然とネガティブなことにばかりに目が向くようになってしまうし、そのようなオーラを放つ人を寄せ付けてしまうのだと私は考えている。
この気質を持っていると、どうしても脳みその言いなりになって生きていると、ネガティブなことに気持ちを持って行かれてしまいやすい。
でもそこは、本人の意志の力でポジティブなこと、自分の好きなことを見つけて、そこに夢中になって生きる、このことが出来るとより良いのではないかな?ってそう思う。
大袈裟なことじゃなくったって。
音楽を聴いたり、散歩をして綺麗な景色を眺めたり、映画を観たり、読書をしたり、人と話したり………
好きなことって、たくさんあればあるほど人生が豊かになるんだって、私はそう実感している。
◇
ちょっと今日の記事の文字数も4000字を超過してしまって、自分で自分に今驚いているような状況だ。
HSP気質を持つ方や、統合失調症スペクトラムを抱える方々の何か、にこの記事がもしもなれたとしたのなら、こんなに嬉しいことはない。
長文にも関わらず、お時間を使い、ここまで読んでくださってありがとうございました。
また明日、おやすみなさい。
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