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自分の思考癖に気がつき意識的に見方を変えてみる。〜父と二人過ごした穏やかな日〜
実家の90代の父方の祖母が歯科治療のために入院することになり、きのうから私は、実家へと諸々をしに泊りがけで来ている。
子供たちのことは、不安もありながらも………(笑)
夫に託してきた。
祖母が入院してしまうと、過去に脳梗塞を起こしたことにより、現在は高次脳機能障害を抱えながら祖母と二人で暮らす私の父が一人きりで実家に残されてしまうので、父の生活の諸々を手助けしに娘の私が実家へとやってきた。
とはいっても父は、ほとんど自分のことは自分一人でできる。
ただやっぱり、右半身麻痺と自分の意思を言葉として発することができない失語症の父は、(→こちらのいうことは理解することができますが、言葉を発することや想像力を働かせたり、論理的・客観的に思考を働かせることが苦手です=感情中心に生きている感じ)生活の中の細かなことに、やはり不自由がある。
だから、がっつり介護が必要というほどではないけれど、誰かしらの見守りがないと一人では生活ができないのが私の父だ。
そんな父と、普段は二人暮らしをしている父方の祖母は、90代だけど病気ひとつしたことがなく、父と共にヘルパーさんや近所に住む親族たちに見守っていただきながら、今のところは穏やかに生活を送っている。
一方の父の妻である私の母は、統合失調症の病歴があって、何年にも及ぶ発症の繰り返し&精神科への入退院を繰り返し、現在は実家近くのサービス付き高齢者住宅に入居し、マイペースに元気に暮らしている。
そしてそのような父と母のひとり娘が私。
(今までの詳しい経緯は、以前の記事に書きました↓)
こうして改めて久々に文章にして書いてみると、
この数年間、そして特に今年は両親のことも、かなり色々があった年だったんだあ………と、ちょっと感慨深い。
両親二人の病の対応の色々やらで、ピークに心身共にしんどかったとき私は「何で私ばかりがこんな目に合う……?」「何で私、この両親の元に生まれちゃったんだろう……?」そんなふうに考えてたときもあった。
人はストレス過多になると、視野が狭くなる=視野狭窄に陥ったり、自分の身に降りかかっているマイナス面にばかりに意識が向いてしまったりする。
私もそうだった。
けどそんなときには、自分のそんな思考癖に客観的に気が付き、そして意識的に見方を変えてみる。
自分の身に起こった出来事の受け止め方を変えてみる。
→→そうはいっても、両親も私の家族もありがたいことに色々な方に支えていただいて、生活には困ることはなく暮らせてるしな。
母の施設探しでも、何か所も引っ越しさせたり、
ほんと色々とあって大変だったけど、最終的には
彼女が気に入った施設に入居させることもできたじゃないか。
そんなふうに。
自分の身に起きた出来事の受け止め方&それの生かし方次第では、きっとその経験が今後の人生に生きてくる。
だからきっと、良くないように感じてしまうような出来事や経験も、何ひとつ無駄なことなんてなくて、何事からも学べることってきっとある。
◇
そして今日は実家の近くに出来た、おしゃれなケーキ屋さんでケーキを買ってきた。
祖母は明日退院してくる予定なので、祖母と父と食べようと思って。
(というか今更ながら、歯科治療により数本の歯を抜歯したばかりのばあちゃんは、ケーキとか食べられんのか………?もしばあちゃんが食べられなければ私がいただいてしまおう。ハハハハ!)
![](https://assets.st-note.com/img/1701345826195-g6c7o6xvvO.jpg?width=1200)
そしてそれを食べたら明日の午後は、下の息子の中学校の入学説明会。早々に自宅へと帰還せねばならない。
実家の家族も私が築いた家族も、まあ色々とありながらもそれでもとにかく、みんなが穏やかに暮らせている今がありがたい。
この日々が続くことを願います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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