81.反抗期を卒業します(娘と私の会話)
娘と私のランチ中での会話です。
思い出しながら書きました。
ちゃんと録音しておけば良かったな。
(娘)
反抗期はもう卒業します!
ってことで、
今から反抗期が終わる(終わった)理由を話すわ。
反抗期が終わる(終わった)理由は、
子供が大人になるから。
大人の気持ちを理解出来るようになるから。
理解出来るのに個人差はあるよ。
理由は、環境が違うからね。
なかには、
親を理解出来ない子供も居るのかもしれないけど
親を理解した子供は意外にすんなり反抗期が終わるね。
理由は反抗する理由がなくなるから。
あ、あの時のあれはそうだったんだ。って繋がるのがわかるんだよ。うまく言えない。
こっちがママを理解出来た理由は
ママが自分で自分を良くしようと
変わろうとする姿勢や努力が行動と態度に表れていたし言動にも嘘がなかった。
姿勢、努力、行動、態度、言動の一貫性がこっちに伝わったんだよ。
親が変わろうとする姿が見えてくるとさ
子供を子供としてじゃなく
ひとりの大人として認めてくれたんだって思えるのよ。
なんか対等って感じよ。わかる?
ずっと上下関係があった感じがあったわけ。
親が変わってくれるなら
こっちも今までのこと振り返って、
言い過ぎたかな、謝ろうかな、努力しようかな、とか。
親ときちんと向き合える努力をしていこう
って少しずつ思えてくるんだよ。
すぐに行動と言動はついてこないから
結局、反抗的な態度にもなってたけどさ。
でも、ママ諦めなかったじゃん?
だからありがたかったんだよ。
親が変わると子供も変われる。
んだよ。
ママが先に変わろうとしてくれて
変わってくれて
その努力してる姿をずっと見てきて
あ、この親は本当にこっちとの関係を良くしようとしてくれてるんだなってわかったから
だからこっちも落ち着いて話そうとか
反省しようとか、優しくなろうとか
思いやろうとか、対等になろうとか
なんか
そういう風に思えるようになったんだよね。
少しずつね。
言っちゃえば
ママがつんつんしてると無理だったんだよ。
あんなにひどかったのはこっちも悪かったけど
でも、そこでも諦めなかったママがいたから
本当にありがたかったと思う。
だけど、反抗的な態度がひたすら酷い時とか、
言動が過激なときは、
なんでこんなことをママに言ったりしてしまうのか、
本当の理由はわからなかったけどね。
ママが変わろうとする姿を見て
変わっていく姿を見ていくうちに
ママを理解しようって思えたから
理解することが出来たんだよ。
(まみお)
そうなんだね。ありがとう。
でも、私は何度も諦めたんだよ。
もう親を辞めてやるって何度も思ったし。
なんならちょこちょこ辞めてたしね(笑)
それでも、あなたが諦めなかったんだよ。
毎回喧嘩や言い合いのあとに
気持ちリセットして声かけてくるし
いちいち私にかまってくるし、
なんなら【ママ諦めないで】って言われたし(笑)
なんで反抗的な態度をするのに私にかまってくるの?!
って思ってたけど、
結局、あなたが私を見捨てなかったんだなぁ。
ってわかった。
(娘)
そうだよ!
なんで気がつけないかなぁってずっと思ってた。
こっちが色々きつい言葉で教えてるのに
全部はねのけるからさ
そりゃ反抗的になるでしょ。
(まみお)
親としては、子供にちゃんとしなきゃ!
とかなるわけなのよ。
(娘)
言ってもママ、
そんなにちゃんと出来てないよ(笑)
頑張ってやろうとしてるのはわかるけど。
(まみお)
うん、そうだったね(笑)
ちゃんと出来てると勘違いしてたんだよね(笑)
(娘)
だからそうじゃない!ってきつく言ってるのにさ
なんもこっちの話聞かないからさ
それなのに親の意見ばかり押し付けてさ
そんなん、もー無理じゃんね(笑)
まず話を聞いてほしかったもん。
(まみお)
だから反抗期なんだね。
もっと早く気が付けば良かったよ。
(娘)
それさ、
ここまで大事にならないとお互いにわかんなかったのかもよ?
あんだけやりあえたから、
今やっと普通に話せるのかもしれないよ?
ひどい言葉沢山言ってきたけど、本当は逆だよ。
そんなこと本気で思ってないよ。
わかってほしくて酷い言葉でいうんだよ。
優しく言っても伝わってないから、どんどん酷くなっていった感じ。
いい加減わかれよー!って。
(まみお)
うん。
なんかもう、全部繋がったよ。
(娘)
なんかママのせいにしてきたことが
沢山あったけどさ
なかなか経験できない出来事だったわけよ。
こんな親に振り回されることって
ママは経験ないでしょ?
(まみお)
そうだね。ないね。
私の幼少期は平穏に過ごしてはいたからね。
(娘)
こっちの幼少期って何よ(笑)
自分じゃどうにもできないわけよ。
それをだまってたけどやっぱ溜まるわけよ。
なんでこっちが我慢するの?って。
だからあたるところがママしかないのよ。
子供だから。
世間にあたれないし、ママしかいないのよ。
それなのに話聞いてくれなかったら
ママのせいだ!って言うしかなかったんだよ。
(まみお)
うんうん。
気が付くまで時間がかかってしまってごめんね。
(娘)
ううん。
ママが怒る気持ちは今ではわかるし
なんかそうするしか出来なかったんだよねって。
だけどいつまでも親のせいにしてても進まないって
こっちも気が付いてさ。
(まみお)
それは有り難いよ。
許せないこと沢山あるだろうに。
(娘)
根に持ってたら前に進めないってわかっちゃって。
もう過ぎたことを言っててもさ
ママも困るしこっちも苦しいから。
現状なにも変わらないわけ。
そこにこっちも気が付けないから
抜け出すのが難しかったけど。
(まみお)
色々苦労かけちゃったからね。
(娘)
本当だよ(笑)
でもそのおかげで
他の子が経験してないことを経験出来て
なんかそれはラッキーというか
これで良かったなって思うんだよね。
その時はわかんなかったけど
振り返るとそう思う。
(まみお)
そう言ってもらえて救われるわ。
子供は環境選べないのに。
(娘)
うん。
だから今からはもう自分で選ぶことを決めたの。
ママが今まで頑張ってくれたから
これからは前向きに過ごすの。
(まみお)
なんか、ゴメンね。
ありがとうね。
実は生んでくれなくて良い
って言われてショック受けてたけど
あなたの母親で良かったわ。
色々教えてくれて感謝だわ。
(娘)
ううん。
こちらこそゴメンね。
ありがとう。
多分ママじゃないと
こっちのお世話が無理だったと思う!(笑)
生んでくれなくて良いって言ったけど
こっちがママを選んで来てるって理解したからさ。
(まみお)
うん。ありがとう。嬉しい。ありがとう。
なんか、ありがとうしか言えないけど。
(娘)
ううん!
こちらこそありがとうだよ。
お互いそれでいいんだと思う!
というわけで、こちら。
反抗期が終わる時
(娘とまみおの会話(ごく一部))でした。
【メモ】
全ての始まりは親ということと
子供ってものすごく親思いということを知らず
親の価値観でずっと子育てしてて
子供の不満が溜まり反抗期が始まって
そこから、
どうにかしなきゃ!と子供を変えようとして
だけど変わらなくてお手上げ状態になって
親を辞めたくなったりして
その環境や状況が私の学びで
その期間が親育てだったことに気が付く。
子供もなんで反抗的な態度や言動になるのか
正直なところ理由は説明出来ないけど
親に変わってほしいという強すぎる思いが
反抗期という形で表れてるのかもしれない。
そこに気付いてちゃんと腑に落ちると
反抗期の子供も落ち着いて
お互い対等に話せるようになる。
渦中にいるときはわからなかったけど
こういうことが本質なのかなって。
親が子供に意識を向けるより
親自身が変わろうとする。
それを見て子供が育つし
親も成長している。
ということになるのかな?
と、思いました。
長くなりましたが
また落ち着いたらnote書きに来ます✨
いやほんとに
電子書籍にまとめて出版したいわ←