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発信2年目、ようやく「見つけてもらった」経験
わたしが発信をはじめたのは2023年初頭。
最初はXやブログを投稿していたが、稼ぐとか副業とか、そういうのに疲れてnoteに流れてきたのが2023年秋のことだった。
最初こそ「いつか本を出したい」とうっすら考えていたけれど、そんな欲も薄まって、駐在帯同してからは楽しく書き散らかしていた。
そうこうしていたら、今年、発信のおかげで素敵な出会いがあったので、ここに書き記したい。
現地法人の経営者さま
とあるきっかけで、帯同先の現地法人の経営者さまにお声をかけていただいた。
とんでもないエリートで、頭の回転も良くって、見た目も大変うるわしく、そのうえ女神のように優しい、信じられない方だ。
十年ぶりくらいに心から尊敬できる方に出会えて、まだまだこんな方と出会える機会があるんだと思うと素直に感動したし、うれしかった。
しかも、その方が知人を交えて食事会を開いてくださり、その中で気の合う数人とお友だちになることができた。
自己開示が苦手、かつ一人行動が苦じゃないタイプのわたしには友人などできやしないだろうと斜に構えていた帯同当初に比べたら、ものすごい変化だ。
そして、この女神さまにお声がけいただいて、ボランティアという形でとある活動に参加させてもらえることになった。
心から共感できる活動で、かつ、わたし自身の成長にもつながるものなので、参加させてもらえることに感謝しかない。
この出会いのおかげで、2025年のわたしの生活はもっと彩あるものになる予感がする。
出版社からの取材
なんと、このnoteを読んでくださった出版社の方がいて、取材したいとご連絡を頂戴した。寝耳に水である。
わたしは匿名であることを条件としたその取材のお申し出に快諾した。
生まれて初めてのインタビュー取材だ。何者でもないわたしなぞのために編集・ライターのお二人のお時間を2時間弱も頂戴してしまって、申し訳なさすらある。
お二人とも事前にわたしのnoteをいくつか読んでくださっていて、本人すら忘れていた出来事や、書き散らかした先にある点の交わる部分にコメントをしてくださった。プロの仕事はさすがである。
こういうひとたちのことを「編集者」「ライター」というんだ、とわたしは感激した。これが本物の、職業としての「書く人」なんだ。
お人柄も素敵なうえに、モノをまとめる力や文章力もあるのだから、「書く人」はすごい、尊敬する。
わたしが普段読んでいる書物たちは、こうしたプロの仕事のおかげなんだなぁと思うと、手を合わせて拝んでしまいたくなる。ありがたや、ありがたや。
取材は滞りなく終わった。他にも取材をされていて、原稿がまとまったら確認のためにご連絡くださるという。
わたしたちの物語をどのようにまとめてくださるのか、ワクワクする。
書くということは、そのひとの目線でモノを見ることだから。取材対象者としてのわたし、わたしを取材してくださった編集者やライターの方、それぞれの目線で世界はどのように切り取られているのか。とても楽しみだ。
発信していたからこそ発生した出来事に感謝
「いつか発信していたら、誰かが声をかけてくれて、有名になれるだろう」なんていう淡い期待は、誰でも持ち合わせるものだと思う。
だけど、見つけてもらえて、かつビジネスになるのはほんの一握りの才能がある方たちだけなのだ。
もし本気でビジネスにしたいのなら、企画を練って自分から各媒体に売り出さないといけない。
でも、見つけてもらうだけなら可能性はある。それがどんなに些細な出来事であったとしても、自分が産みだしたものに他人を動かす(=声をかけてもらえる)力があるんだとわかっただけでも嬉しい。
2024年は、72記事をnoteに投稿した。そして、はじめて有料noteを書いて、売れた。
noteを通してたくさんの挑戦をし、思いがけない出会いがあった。
来年も嘘をつかず、飾らず、まっすぐ事象を見つめて書いていきたい。それが自分を癒すことになるし、願わくば、誰かのささくれも癒せるといい。
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