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2月7日 中古考。中古を買うやつは俺の読者ではない、とおっしゃる作者の気持ちはわからなくはないが、もやもやもする。
今朝の体重66.5kg、体脂肪率は8.7%、朝食後。
さて、ある漫画家が、中古で買うなら買ってもらう必要がない、という発言をした、とどこかで聞いたことがある。
中古で本を買ったという人に、「中古で買うオマエはファンとは言えない」と突きつけることになるわけで、
新刊が購入されることでしか収入を得られない立場としては、まあ、言っている意味はわかる。ただで読むオマエは自分はファンとは認めない、という。
中古であると、作者に金が還流しない、という仕組みを知ってほしい、という思いもあるだろう。気持ちはわからないでもない。
だが私は中学高校と、とにかく立ち読みをしまくる生徒であった。なぜか。金がないからだ。
立ち読みは、中古で買うのはファンではない、と宣言する漫画家からすると、論外であろう。お前はそもそも俺の敵だ、位のイメージとなるのだろうか。
では、対価を払わないものは、その本に接することができなくなるが、個人的にはそれではファン層が広がらない、と思っている。
立ち読みしまくって、月の限られた小遣いの中から、これならこれから一生持ち続けてもいい、と思うものを厳選して購入し、愛蔵する。そういうスタイルでやってきた。
中古が還流しないのはわかってはいるが、中古で買いそろえてゆくのがやっとの精神的な状態の人もあろう。
中古を2冊買うのなら、新刊を1冊買え。そう作者は言いたいのだろう。
意味はよくわかる。
だが直観的にはその作者には反感を感じる。本音としては。
勿論そう思う読者は読者ではない、こちらから願い下げだ。
そうおっしゃるのであろう。直接言われなくても、その作者の本を読むたびそう感じることになるだろう。
まあ、個人としては読むか読まないかだけである。
自分の人生の中で。まあ、ただ気持ちの余裕があれば、金を使う余裕も生まれてくるわけで(逆もあるだろう)、
そうなれば私も新刊を買うのかもしれない。
(とても難しい問題だなと思います。。)
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