2月11日 私の読書事情。
読書は好きな方だが、最近はどちらかというと読む量は多くない。
なぜか。
1.どちらかというとリアル本が好き。
版画をやっており、仲間が多く装丁などもやっているので、存在としての本がすきであるのも一因か。
2.本を整理するのが苦手。
あまりにたまりすぎ、一時は机にたどり着くのも困難であった。モーゼであれば大海を開いて進めるのであろうが、凡人と本、では無理であった。
そして古本として売るのも苦手。ブックオフではその値付けで精神が削られる。
3.目が疲れやすい。
どうしても古本が多くなるが、古い本は字が小さく、最近の大き目の字になれた身にはハードルが高い。少し読むと目が疲れ頭が痛くなる。
ということで、最近は図書館を利用して、よほどよい場合は購入する、ということでやっている。
アバタロー氏のおっしゃるアウトプットは、確かに本を読んだときの理解に役立つ手段であろう。
最近は読み切ることにこだわらず、珠玉の一文に出会えばそれでokという感覚になりつつあるが、そう思う事で楽になった。
またいわゆる思想書や哲学本は、それこそ一日1文、読んだ部分をルーズリーフに書き出して、それを時にここに再度打ち込むことで、字とキーボードでのアウトプットで都合2回読んでいる。そして、読むことと書き写すことは、読みの深度がやはり断然違ってくる。読んで理解したと思ったことと、書き写すなかで入ってくる意味が、違っており、ああ、書き写さねばこの理解はなかったな、などと思うこともしばしばだ。
(アウトプットといいながら、単に書写でありますが、それはそれで記憶の大いなる一助、になるようです)
この記事が参加している募集
お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。