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企業編14-どんな逆境でも乗り越えられる心の強さを身につけるためには-セルフメンターをもつ?
こちらのnoteは「mameka記」シリーズになります。
「物事がうまくいかないとき、人は、焦りと不安を感じる。自分はダメな人間なのではないかと自己肯定感が下がる。結果的に、正常な思考を邪魔して、パフォーマンスが下がってしまう。ここを乗り越えられるかが、重要だよね。」
医師は話を続けた。ハイプレッシャーの中で働くような医師の話は説得力がある。
「よく、ビジネスパーソンの間では、”問題解決力”が流行っているよね。問題の本質を見極める力、解決までのアクションプランを立てる力、プランを実行する力で構成されている。問題がシンプルな場合、このスキルは使えるけど、これからの世の中、より物事は複雑化していき、誰も解決したことがないような問題が残ると思うんだよね。」
確かに、企業の課題解決においても、現在進行中でリソースと需要が限られた中で、より高い目標が求められつつある。
「そこでこれから重要になってくるのが”心の強さ”。つらいことも乗り越え”自分”というベースをもっている、考え方が柔軟である、いつも相手のことを尊重し、何事であっても受け止める心も広さをもっている。人間関係を円滑に保ちながら、チームを指揮して、困難な課題にも立ち向かっていく。そんなスキルが必要になってくる。」
確かに、途方もなく高い目標達成が求められたり、自分1人ではどうにもできないことは多い。そんなこれからの時代に求められるのが、“心の強さ”か…
「どんな問題にも解決の糸口はあるよ。2つパターンがあって、ズバリの答え、もしくは、ちょうど良い答えはないけどどのような考え方をすべきか・どのように行動すべきかという解決策が見つかる。ただ、人は”思い込み”をもつが故に解決が難しくなっていく。思い込みで偏った見方は大抵間違っていることが多いよね。」
ファクトフルネスでも同様のことがいわれていたな。
「思い込みを外せるシステムを自分自身の中にもつ人は人生うまくいく。そのためには、”気づく力”、”対処する力”、”選択肢を広げる力”を意識的に身につけていく必要がある。」
自分は、これまで、壁に直面したとき、自分の思い込みから抜け出せたことはあるだろうか?自分自身で解決しようとして、結果的に解決できなかったことも多々ある。しかし、周りを巻き込むことで解決できたこともある。
もしかすると、悩んだけど解決できたものって、他の人からの助けがあってはじめて解決できたものだったのだろうか?
「気づくためには、自分を疑う習慣をもつことだね。謙虚になり、『自分は間違っているかもしれない』と常に自問をする。対処するためには、できる人をとにかく真似してみる、よくTTP(徹底的にパクる)といわれてる。」
確かに、この人すごいなと思った人ほど、謙虚になることを常に心がけている。そして、まずは、上手くいっている人を真似するようよく聞くな。
「そして、水平思考(ラテラルシンキング)をするためには、『○○さんだったらどうするだろう』と身近に存在する人や環境の立場から考えてみること。『もし(制約がなく)だったら』と思考の限界を外してみること。」
できる人は、限られた選択肢の中からアクションをするのではなく、いくつも解決策を考えておいて、優先順位の高いものからアプローチしているということか。
考え方は分かった。ただ、自分に自信をもてないようなときはどうすれば良いのだろう。思いきってそのような場合、どうすれば良いのか聞いてみた。
「心は必ず浮き沈みはある。ただ、成功者は、自分が思っている以上に、セルフイメージが自分に影響を与えていることを知っている。心は捉え方1つで一瞬で変わる。人は1つのきっかけで別人のように変わる。」
よく、”ポジティブに思考を切り替えて前向きな行動に繋げる”というがどのように切り替えればいいのだろうか。
「一番大切なのは、目的をもつことだ。目的=動機をもつためには、生きていくこと。ワクワク感、危機察知、責任感・使命感・貢献感が必要だ。」
確かに、人生に目的がなくなると急に老け込むといわれるが、目的を探している最中はどうすればいいのだろうか。
「実は、誰しもが、人生の目的は既にもっている場合が多い。多くの場合、日々に忙殺され、自分の心に向き合えてなく、忘れられがちになる。モチベーションが上がるとき、ポジティブな体験をしたとき、充足感、心穏やかを感じている、もしくは、物事に違和感を感じていないとき。こんな場面は誰しも1度や2度はあるだろう。そういう場面を思い出すと良い。特に、ビジネスパーソンの場合、人にはそれぞれタイプがあり、必ず自分が活躍できる職種がある。そして、多くの人が1年前の自分より成長していることに目を向けて、今までとどう変わっていくかの決意をしているんじゃないかな?つまり成長だよね。もしくは、結果的に、人から感謝されるイメージが湧いてくるとモチベーションが湧いてくる。」
自信を失っているときほど、そうした自分が感じていることを見失いがちだ。
特に、『自分はこれしかできない』と決めつけてしまうのが一番厄介だ。
結局は、”根拠のない自信”をもつことが大事なのだろう。
「最後に、どんなときでも折れない心をもつための心構えを教えるよ。よく人生において、メンターをもつのも重要だといわれているけど、”1人で考え、1人で決めて、1人で行動する”人にとっては、心の中で対話してくれる自分自身をメンターにすることができる。このようなセルフメンターを自分の中にもつことで人生うまくやっていける」
なるほど。一度立ち止まって、自分が間違っていることを教えてくれるセルフメンターか。
いつまでも強い味方が自分自身を守ってくれるのはなんだかいいな。
「セルフメンターを稼働させるには、『いつ何がどうなっている状態を目指すのか』『いつまで何を頑張ってみるのか』を言語化することだよ。そして、新しいことへ挑戦しながら、セルフメンターにエネルギーを与え続けるんだ。」
根拠のない自信をもちながらも、自分自身を客観的に見れるというのが大事なのだな。
周りに貢献するには、まず自分自身を大事にすること。そのためのメンテナンスを大事にしていこう。
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