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資産○○億円の仕事術 vol.26 プロジェクトマネジメント実務 日々の運営で目指すべきこと

"どんなキャリア選択においても"自分の強み"を意識すべき”

これは、私が職場で出会った資産○○億円を稼いだ、元外資コンサルパートナーに教えてもらったことです。

自分の仕事スキルを伸ばすには、「いかにすごい人と一緒に仕事をする」かが一番だと思います。

その時に、その人の考え方や、マインドセットを自分のものにしてしまうのです。私は、その人と出会えたことによって、自分の仕事に対するマインドセットを大きく変えることができました。仕事に"楽"はありませんが、常にワクワクしながら向き合っています。

このシリーズは、資産○○億円を稼いだ人から、教えてもらった仕事術を紹介していきます。

「そもそも、どうして外資コンサルティングのパートナーまで残ろうと思ったのですか?」

『それは、社内に"目標となる人"がいたからだ。この人みたいになれるのであれば、自分はこの仕事を続けていきたいと思った。それに加えて、この仕事が自分に合っていると思った。そういった"納得感"は重要だ。』

『これは、就活生や社会人にもいえることだが、そもそも"やりたいこと"というのは簡単に見つかるものではない。"やりたいことが見つからない"根本理由は、自分の中にある。"軸"だ。"やりたいこと"は今自分がもっている価値観の中から見つけていく必要がある。それは、社会との関わりでやりがいを感じた瞬間ともいえる。これは、自分と向き合わない限り、明確にすることはできない。』

「なるほど、それでは、"やりたいことができずに転職したい"といった場合はどうすればいいのでしょうか?」

『まず、今おかれている環境で"本当にそれはできないのか?"は検討すべきだ。』

『よく転職したい理由は2パターンに分かれる。「①今いる状況が不安」なケース。「②やりたいことを追求して次のステップに進みたい」ケースだ。』

『いいか、今から厳しいことを言う。「①」のパターンは、「不安」というわからないことを放置している"怠惰"な状態だ。そんな中途半端な気持ちでは、自社、そして、転職先でも上手くいくとは言い難い。』

『そして、「②やりたいこと」は、"自分の強み"を中心に決めていくべきである。それは、相対的な自分の特徴である。そのやりたいことの背景に"文脈"があれば、人は希少価値を感じる。そこに、自分が、"納得性と一貫性"とともに、自信を持てるかが重要だ。』

『いずれにしろ、"中途半端"が一番いけない。目標達成に向かって、常に頑張るんだ。そのために、この"仕事術"は君の生涯にわたる"資産"になる。』

「なるほど、とてもいい話が聞けました。モチベーションが上がったところで、次の"仕事術"を教えてください!」

(全体でvol.30.を想定してます。こちらを読むにはマガジンをオススメします)

(このnoteは1話目を無料で読むことができます)

[好評により、先着10名様まで、マガジンを¥2000→¥800と60%オフでご提供します(様子を見て継続します)]

『早速本題に入る。「日々のプロジェクト運営で目指すべきこと」だ。』

『前回まで、QCD達成に向けた話をしてきた。今回は、QCDを達成した上での私が考える日々のプロジェクト運営で重要なことを4つ教える。』

『「①QCDを達成した上での、結果としての顧客満足」「②顧客のあらゆる層との、コミュニケーションパスの構築」「③次のフェーズへの展開のための環境づくり」「④新たな分野への展開のための情報収集と攻略プランの策定」「④若手、中間層、自身の後継者といった人材の育成」』

『上記を実現するために何に気を配るべきかを述べる。まず、対顧客について。』

『「1.フォーマル・インフォーマル両方を含むコミュニケーション」「2.プロジェクトの目指すところについての定期的な意識合わせ(必要に応じて、軌道修正をする)「3.顧客の半歩先を行く提案能力・問題提起能力」「4.直接担当するプロジェクト外の情報収集能力」』

『次に、対社内について。』

『「1.現場のモチベーションの維持・高揚」「2.フェアでタイムリーな評価・処遇(こまめな褒め言葉や注意を含む)「3.メンバー1人1人の将来の成功に向けての道づくり」「4.自由にものが言える雰囲気・環境づくり」「4.セーフティーネットが用意された上で、チャレンジができる環境づくり」「5.クライアント(案件)の社内における位置付けを確保すること」「6.情報収集・調査や提案作りにあたれるメンバーをすぐに確保できること」』

『そして、日々のプロジェクト運営の中でも厳しいか厳しくないかは是対的な基準があって決まるものではないが、厳しい判断が出てくる。その時の考え方について伝えておく。』

『誰かが判断を下す必要がある場合、そこに"責任者"が必ず存在することを忘れるべからず。そこで判断を下した場合、逆恨みも含めて、様々な嫌なことが自分に降ってくることがあるが、そこで言い訳をしてはいけない。』

『一方で尋ねられたら、答えて構わない範囲において、判断の理由を説明できるようにしておくこと。つまり、判断の際に自身においては何らかの基準があり、それに照らして判断を下したというプロセスが重要である。』

『厳しい判断を下す際の、優先順位を間違えることがないように。それは、「短期的利益か中長期的利益か」「顧客か自社か」「協力会社か自分か」などである。』

『最後に、結果責任の考え方についても触れておく。』

『判断における賞罰は最終的に自分に返ってくるが、「賞は出来るだけ現場に」「罰は自分に」ということができれば美しい。逆のパターンはやらないように。』

『顧客に喜んでもらえる形で締めくくるのが一番だが、仮にそうならなくても顧客に迷惑をかけない形を意識すること。後はプロの誇りをもって日々の運営に取り組むこと。』

『以上、私が考えるプロジェクト運営だ。』

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mameka@外資ITセールス
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