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【子どものそばで働く】ハードワークからブランク8年のママが、育児と両立する働き方を叶えるまで

「女性と社会の橋渡しができること。これが私の原動力ー 」
そう語るのは、運営本部運営一課課長の杉谷さんです。

こんにちは。ママスクエア広報担当の木村です。
ママスクエアには2017年にキッズスタッフとして入社し、2020年に出産。約1年の育休を経て、現在は3歳の息子と一緒に子連れ勤務をしながら広報を担当しています。
主にインナー広報を担当していますので、ママスクエアで働く人たちにスポットをあてた紹介をnoteでもしています。

さて、ママスクエアは、子連れ勤務が可能なワーキングスペースを運営しています。杉谷さんは、約8年のブランクを経てママスクエアで社会復帰し、「育児と両立する働き方」を実現してきました。インタビューを通して、これまでのキャリアや苦労したエピソード、自身のマインドの変化、そしてママスクエアで働く良さを語ってもらいました。



■プロフィール

杉谷 悦子 | 運営本部 直営運営部 運営一課課長

新卒からハードに働き、仕事にやりがいを見い出すが、産休・育休中に会社が倒産。育児と仕事の両立は難しいと感じ、しばらく育児に専念する。
子連れで働けるママスクエアに出会い、約8年ぶりに社会復帰。
現在は運営本部 直営運営部 運営一課課長。

2015年の入社当時に連れてきていた子どもたちは、今でもママスクエアが大好き。

■これまでのキャリア

—— いままでのキャリアはどのようなものだったのでしょうか?

ファーストキャリアは自動車関連メーカーです。海外事業部で働き、貿易事務を担当していました。
スキルアップのためと思って始めた英語の勉強が楽しくて楽しくて…!「もっと英語を使える環境へ」と思い立ち、英会話教室のマネージャー職へ転職しました。

研修翌日には、なんと1つの学校を任され、経営面と営業面の両方を見ることになりました。寝食も忘れて打ち込むほど没頭し、大変ではありましたが、生徒さんたちの夢や目標を応援できる仕事にとてもやりがいを感じていました。
徐々に規模の大きい学校を担当するようになり、その後本社でマネージャーの育成や支社全般の管理を任されるようになりました。そのタイミングで妊娠し、産休に入りました。

産休・育休を経て復帰する予定でしたが、育休中に会社が倒産してしまい、そのまま専業主婦に。

■約8年ぶりの社会復帰。「仕事=過酷」脱却の理由は?

—— ママスクエアへの入社のきっかけを教えてください。

第一線から完全に離れ、育児に専念すること6年。

私の中では仕事=過酷という位置づけがあって、産休に入るまでの働き方を考えると、「育児と仕事の両立はきっと難しいだろう」と感じていました。小さい子どもと離れがたい思いもあって、再就職はまったくイメージしていませんでした。

そんなとき、ふと読んでいた新聞折り込みの"ママが子どものそばで働ける新しいワーキングスタイル"を提供するママスクエアのオープニングスタッフ募集の記事が目に留まりました。

「子どもと離れずに働けるなんて。もし自分が社会復帰するならこの会社しかないかもしれない!」と一念発起し、オペレーターとして約8年ぶりに社会復帰を果たしました。

——ブランク8年の不安は、どのように払拭したのでしょうか?

不安はもちろんあったのですが、週2日・2時間〜という短時間勤務で仕事をスタートできたことが背中を押してくれましたね。時間が限られているからこそ仕事の効率を上げてメリハリある働き方ができました。おかげで無理なく仕事と育児の両立ができるようになりました。

子育てか、仕事か。この二者択一の思い込みが晴れていきました。

■1スタッフ→管理職の経験を経て変化した仕事観

—— 入社後ほどなくして、飛び級でSV昇格の打診があったそうですね。

全体像を把握するために、まずはオペレーターリーダーとして経験を積みたい」と伝えて、飛び級ではなく一つ上の階段を登らせてもらうことにしました。
『仕事の途中で抜けて、子どもを幼稚園へ迎えに行ってから、業務に戻る』といった柔軟な働き方ができたことで、無理なく徐々に勤務時間を増やしていけました。

その分、仕事をしているときは常に全力投球。勤務時間は集中して、どうしたら成果を出せるか?常に工夫して業務に臨んでいました。そういった仕事に対する姿勢が管理者へチャレンジするきっかけとなったと感じています。その後、十分経験を積んだのちにSVとなり、店舗運営全般を担当することになりました。

—— SVとして心掛けていたことは、何でしょうか?

担当案件のKPI達成スタッフが安心して勤務できる職場作り この2点を最優先に行動していました。でも、それと同時に「人に伝えることの難しさ」も感じていました。

ここの解決に導いたのは、周りのメンバーです。

困ったときには皆に力をもらって、一つひとつの壁を乗り越えていくことで、見える景色が変わっていきましたね。

ママスクエアのお仕事って、目の前にある課題をチーム一丸となって工夫しながら乗り越える達成感があるんです。その点も、大きな喜びに繋がっていきました。

—— 杉谷さんがママスクエアで働く中で感じた、仕事観の変化について教えてください。

改めて自分自身を振り返ってみると、若い頃は、仕事に対する考え方・向き合い方は自分軸の目標を掲げていたんですよね。それと比べ、誰かの役に立っていると実感できることが一番のやりがいになっていったんです。そしてそれが自分の目標に変化していることにも気がつきました。 

■一人ひとりの女性が輝くために、いま私がやるべきこと。

 —— 2年間のマネージャー職を経て、昨年より課長職に。これからのキャリアビジョンを教えてください。

今後は、新たに成長を重ねながら、ママスクエアで働くスタッフさんたちが、仕事を通し様々なことにチャレンジできる環境作りとそれを守っていくことに貢献していきたいと思っています。

自分のために仕事をするというよりは、仕事を通して誰かに喜んでもらえることが自分にとっては一番私らしい幸せな働き方だと思っています。「英語を話したい」という思いから仕事を選んだこともありましたが、いろいろな仕事を経験するうちに、誰かのためになっていると実感できることが自分にとって一番のやりがいであることに気づきました。

働くママを応援するママスクエアはそれが実現できる場所。今は「女性と社会の橋渡しができること」が私の原動力になっています。


そんなママスクエアでは、現在、事業拡大のため一緒に働いていただける方を募集しています。
こんな熱い想いをもった杉谷さんと働いてみたい方も!
ご応募お待ちしております。


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