介護者の心の変化

2012年3月13日の記事に加筆修正を加えてアップしています。有料記事となっていますが、無料で全文読めます。

朝から母の用事に付き合って銀行へ。

そこで、こんな雑誌発見。

画像1

パラパラとページをめくると

介護者の心の変化の段階を表した図が描いてある。

これは、多分だけど、エリザベス・キュープラロスの

死の受容の段階を表した図を元にしたものじゃないかな?

これを読んでみると、確かに、この心の変化の過程を

私自身が、辿ってるなぁと実感する部分もある。

「認知症の受容段階」
第1段階:とまどい否定
認知症を受け入れられず、否定しようとする。

第2段階:混乱・怒り・拒絶
認知症への対応の仕方が分からず
些細なことで怒ったり、本人を拒絶したりしようとする。

第3段階:あきらめ・割り切り
イライラしても仕方ないと割り切って、
あきらめの境地に至る。

第4段階:受容
認知症について深く理解し、あるがままの
その人を受け入れられるようになる。

始めは、まさか認知症じゃないよね?

と思って受診して、老人性のうつとの診断。

認知症じゃなくて良かったと思いきや、

1年後、やっぱり認知症じゃないかなぁ?と思い

物忘れ外来に行くと、認知症と診断されました。

一度、違う診断がおりていたので、

診断名の受け入れは比較的スムーズでしたが、

日々の生活を送る上では、やっぱり混乱と怒りがわいてきました。

この混乱と怒りの時期は、私も母もそうとう辛かったし、

正直、今までの親子関係が如実に反映されて、かなりきつかったです。

今は、少し諦めが入ってきていて、

出来なくても仕方ない、過干渉になったら、余計にきつい

と、少し距離を持てるようになってきましたが、

まだまだ、2番目と3番目を行ったり来たりです。

でもきっと、母が亡くなるまで

いや、きっと亡くなってからも

この段階を行ったり来たりしながら

現実と向き合っていくのかもしれません。


これで、本文は、全部です。

これより先、記事は続きませんが、面白かった〜!

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