認知症特有の周辺症状〜何度も同じことを聞く〜

2012年6月22日の記事に加筆修正を加えてアップしています。有料記事となっていますが、無料で全文読めます。

1日に、何度も何度も、同じことを聞いてくるのですよ。

支払いのこと、通帳のこと、物の片付け場所のこと。

そして、何度言っても覚えていないので、

五分後には、また同じことを聞く。

他にも、

・同じ物を何度も買ってきたり
・買ってきた野菜を分からないような場所に片付けて、腐らせたり
・財布をどこかにしまって、財布がなくなったと言ったり

以前は、出来ていて当たり前だったことが

どんどん、出来なくなっています。


ヘルパーの資格とる時に、授業で習ったのは

・認知症の方から、何度同じことを聞かれても、その都度答えること
・「何度言ったら分かるの?」のような、責める言葉は禁句なこと。

頭では、十分、分かってるんだけどね、

やっぱり、身内ということもあったり、同居しているので、

これが、毎日、5分おきにとなってしまうと

どうしても、イライラしてしまって、何回同じこと聞くの?

って怒ってしまったりしてしまう。


親との距離の取り方を学ぶ機会もなく

「面倒見て当たり前やん。」

という世間一般の考え方を、面と向かって言われたりして

少し離れて様子を見るというか、傍観するっていうのは

けっこう難しい。

以前よりは、マシになったとは思うのですが

やっぱりどうしても、周囲からの責められているような感覚が

ずっと抜けなくて、苦しいのです。


母自身が、車の運転をしたい気持ちがあった頃は、

もっと、本当に大変で、車の鍵を隠していないと、

勝手に運転してっちゃうし、私の言うことが聞けないんならと

主治医に、運転はしちゃだめですよ。だと言ってもらっても、

言われたこと忘れるし。(そらそうだ。。。。笑)


でも、ようやく、最近落ち着いてきたかなぁ?と思えるようになったかな。

母自身も、出来ないことが増えているっているのを、

少しずつですが、自覚しつつあるのかな?と言うところです。


こうやって、子育てをしながら、

少しずつ認知症な母との距離の取り方を学んでる気がします。

結局、子育ても介護もパートナーシップも、

自分と相手との距離の取り方だし

自分のその人とを一体化しないことだし、

自分の気持ちを自分で把握して、分かりやすく伝えることだなと。


ほんとに少~しずつ、アルツハイマーが進んでいる母ですが、

嬉しいこと、楽しいこと、悔しかったことは、

まだまだしっかり覚えているので、

一緒に楽しい時間を過ごせるといいな。と思っています。


これで、本文は、全部です。

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