words’ worth シルバーのつぶやき。。。
俺の 名前は シルバー。
今日は 俺の 命日。
俺は 猫だった。
俺は 今は 猫では ない。
しかし
今 俺は ここで つぶやく。
言葉は 意味が ある。
言葉は 価値が ある。
言葉は ここに ある。
嫌な 痛み
取り除こうと すると
痛みは 暴れ出す。
嫌な 痛み
そのままに すると
痛みは 鎮まってゆく。
痛みには 意味が ある。
痛みには 価値が ある。
痛みは今 ここに ある。
だから そのままに。。。
さすれば 平安が 訪れる。。。
静かに 待つが 最善の策。
4/13/2022 9:23a.m.
昔、昔のお話し。
ある時、獅子が崖から落ちた。
獅子の背骨は 棒のように 折れた。
獅子は 岩の間に うずくまり 身を隠した。
獅子は ただ 静かに そこに 横たわった。
体についた 露を舐め 喉を潤した。
何も 思い煩うことも なく。
喉を ゴロゴロと鳴らし 横たわり続けた。
時に 鳥が 寄ってきた。
その鳥の 肉で 腹を満たした。
獅子は ただ そこに いた。
そして
月日がたち 獅子は 歩き出した。。。
これは 奇跡ではない。 自然界では自然な事だ。
しかし 人間の世界では 滅多に 起こらない。
それは
人間と 動物の 体の仕組みが 違うからではない。
それは
人間には 動物とは 違う 思考の仕組みが あるからだ。
あー なんで 崖から落ちたんだろう。
あー あの時 崖になんて 行かなければ、
あー この痛み どうしたら 消せるんだろう。
あー いつになったら この怪我は 治るんだろう
あー どうして こんな事になったのか、
この あー あー あー の思考の仕組みが 動物にはない。
ただ、自然に 任せている。
そして 自然と 治癒する。
しかし 人間は 思考し 苦悩する。
それは
自然に 任せれば 死ぬかもしれない。
自分の 思う通りには なんとかしたい。
思いが 未来に 過去へと 彷徨い 苦しむ。
人間の体は 思考よりも 実は 賢い。
だから
思い煩うよりも 体に 任せてみる。
そうすれば 自分の思いを超えた 良きことが
自然と 現れる
かも。。。