自然に便秘解消? アーユルヴェーダ的アプローチ
便秘は、
特に多くの女性が
悩んでいるイメージがあるのですが、
アーユルヴェーダでは、
生徒として学ぶ過程で、
便秘には何をしたら良いのか、
バシッと教えてもらえるんですよね。
便秘解消クラスというものが
ある訳ではなく(笑)
便秘とは、
ヴァータが正常に働いていない状態を示すサイン
の一つであると学びます。
便秘を解消したい、はヴァータと向き合うサイン
まず先にお伝えしておきたいのが、
アーユルヴェーダでは、
便秘は良いことでも
悪いことでもありません。
単純に、
ヴァータが必要以上に高いよ、
というサインをもらっているだけです。
ですので、
便秘を改善したいと思った時に
チェックすることは、
ヴァータを乱す行為です。
ヴァータは、
風と空間のエネルギーを持っています。
ヴァータが良く働いていると、
創造力豊かで、
マルチタスクができたり、
俊敏に色々できたりするので、
いわゆる「できる人」
という良いイメージです。
一方で、ヴァータが高まりすぎると、
不眠に陥ったり、
肌が乾燥したり、
今日のテーマでもある
便秘になるんですよね。
原因は様々ですが、
特に移動が多い環境にいる人は
ヴァータが乱れやすいです。
ヴァータを乱す行為
ここでは一例を挙げますね。
誰でもやっているよ?
と思った方、大正解です。
私たちの日常の中で、
やりがちなこと、
良かれと思ってやっていることが、
ヴァータを乱す可能性大なんです。
本記事では、
ヴァータに込み入った話はせずに、
食べ物の視点から
どうやってバランスを取るかを
お伝えしますね。
3つのことを意識して食事する
特にヴァータが乱れている人は、
食事に注意をしましょう。
なぜなら、
ヴァータは消化する力が弱い腸内環境を
形成することが多いからです。
消化できる身体づくりのために必要なのは、
下記の3つです。
①消化できる量の食事を、
②消化できる時間帯に、
③消化できる調理方法でいただくこと
①消化できる量の食事
消化できる量の食事というのは、
単純に食べ過ぎ注意ということです。
消化する力が弱まり、
消化できなかったものは
全て毒素となります。
排出する力(ヴァータ)
が乱れている場合、
排便ができなくなるという
悪循環に陥ります。
理想は、
一食あたり、
両手に盛りきれる量です。
②消化できる時間帯
消化できる時間帯にというのは、
簡単に言うと
太陽の出ている時間に
食事をすることをお勧めします。
消化の力と
太陽の流れは
一致しています。
また、
理想は睡眠の3時間前までに
食べ終わっていることです。
特にヴァータの高い状態だと、
朝と夕方の消化の力が弱いです。
昼ごはんは抜かずに食べましょう。
規則正しく食べることも
ポイントです。
③消化できる調理方法でいただく
最後に消化できる調理方法というのは、
揚げ物などの重いものよりも、
炒めたり蒸したりがいいですね。
加えて、
お肉やお魚は、
自分が消化するだけの力があるときは
食べて問題ありません。
私はインドで
アーユルヴェーダの勉強をしているのですが、
先生は、
動物性食品を食べるなら、
一食あたり1種類にすると良いと
言っていました。
例えば、
唐揚げとハンバーグを食べるなら、
唐揚げまたはハンバーグを食べる、
という感じです。
本気で便秘を治す場合は、
ヴァータ以外にも、
アグニ、
オジャス、
アーマ、など
色々触れることはあります。
ただ、
食事をどういただくかは、
核になるテーマですので、
今回は3つのポイントを
お伝えすることにしました。
消化が順調にできると、
自然と便秘は治ります。
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