本に吸い込まれ過ぎて、解釈がズレたかも。
面白い本を読んでいると、どんどん吸い込まれていって色々と考え、著者の方が本当に伝えたいことが分からなくなっていきました。
13、『一瞬で信じ込ませる話術コールドリーディング』 石井裕之(著)
あとがきにもあるように、人はこの世の真実を知ることはできない。
自分が生きていること、存在していることも全てウソで幻想かもしれない。
言葉って心理的に動かすことができるから面白いと思った。
人は、自分のことが好きで、自分の話をするのが好きな生物。
大概の人に当てはまるようなことを言われれば、
必死に自分に当てはまることを脳が考えて都合よく理解してしまう。
人とコミュニケーションをとる上で、相手を立たせることは大事だと聞いたことがある。
真実を伝えて嫌な思いをさせるより、幸せにしてあげるウソをついた方が相手にとってはもちろん、自分にとってもお互いが幸せなんだと思った。
人間の潜在的なパターンが限られているとしたら、人は皆同じ。
個性ってなんなんだろう。
相手にコールドリーディングをされていることに気付いてしまったら、コミュニケーションがマニュアル的になり、つまらなくなってしまわないだろうかと疑問を抱いた。
コミュニケーションがマニュアル化されるってことは、人間はどんどん自分で考えなくなり、操られていくのか。
、、深く考え始めたら恐ろしくなってきたのでこの辺でやめとこ。笑
14、『クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK! "君がつくり上げるもの"を世界に知ってもらうために』 オースティン・クレオン(著)
ベストセラー『クリエイティブの授業』を紹介してもらって、続編があったから読んでみた。
よく自分のことや商品をどうやったら世間の人たちに知ってもらえるかって考えてしまうけど、世間の人たちがなんだろう?!って興味を持ってもらうこと。
知ってもらう前に、知ってほしい人たちのことを自分で理解する。
私が何者なのか、私の好きなこと、嫌いなことは何か、何が得意なのか。
これを曖昧にせずに発信する。
そこで、同じように共感を得てくれた人たちが集まるから自分の理想のチームになり、コミュニティになっていく。
自分が発信する情報は1回発信したら、どこかにコピーされていく。
その情報は誰のため?誰かの役に立つのか?一度、考えてみる。
もしわからないのであれば、一旦離れてみる。下書き保存はそのためにある。
自分のことを知ってもらいたいのなら「自分が他人に対して何ができるのか」を考える。
この著者は必ず、最後にたくさんの人に感謝を述べているのが印象的。
人はどんなに才能が優れていても、1人では生きれない。周りに支えられて生きているんだということを忘れず、感謝していきたい。
読む人によっても感じることなど解釈の仕方は多少、変わってくるのかもしれないですが、他の方はどんな解釈をしているのかが気になります。
そういう時にも、読書会という場でみんなで意見を共有できるので、やはり良い環境なのかもしれないです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!